ニール・パートを襲った、家族をめぐる深い悲しみ。その計り知れない喪失を乗り越え、無期限の活動休止から見事に復活を遂げた2002年のRUSH。再び動き出したその生演奏を脳みそへ刻み込む、オリジナルサウンドボード・アルバムが復刻です。そんな本作に記録されているのは「2002年10月13日アトランタ公演」。その超絶級サウンドボード録音です。『VAPOR TRAILS』時代の象徴と言えば、やはり公式作『RUSH IN RIO』なわけですが、本作は(当然)まったくの別公演。RUSHの完全復活を全世界へと告げたツアーの中で、本作がどこに位置するのか。まずは、その全体像を振り返ってみましょう。2002年《5月14日『VAPOR TRAILS』発売》・6月28日~7月20日:北米#1(15公演)・8月1日~24日:北米#2(15公演)・9月8日~11月10日:北米#3(33公演)←★ココ★・11月20日~23日:ブラジル(3公演)←※公式RUSH IN RIO オフィシャル作品にも負けない超絶サウンドボード これが2002年のRUSH。『VAPOR TRAILS』を引っ提げた復活ツアーは、北米を三度にわたって巡り、最後にブラジルへと渡りました。公式『RUSH IN RIO』は最終地の「ブラジル」でしたが、本作のアトランタ公演はその約1ヶ月前にあたる「北米#3」の17公演目にあたるコンサートでした。そんなアトランタ公演は、超絶級のサウンドボード録音が残された事でも記憶されている。それが一世を風靡した大名盤『EARTHSHINE』でした。関係者から直接もたらされたオリジナル・マスターで、その圧倒的なクオリティゆえにプあっという間に完売・廃盤。長らく入手困難となっていました。本作は、そんな大ヒット作を精密に復刻したものなのです。実際、そのサウンドは「超絶」。モノラルだったりもしますが、基本的なクオリティは公式『RUSH IN RIO』にすら半歩も譲らない……いや、無加工/無修正の生々しさにかけては凌駕していると言っても良い。分離も、パンチも、バランスも、何もかもが完璧なのです。中でも特筆すべきは、超美麗な重低音でしょう。ゲディー・リーのベースが、太く、生々しく、艶やかにうねり、シンセの重低音もぶ厚くも繊細に鳴り渡る。しかも、その一音一音が単に鮮やかなだけではない。その一音に宿るヴァイヴの波形や振幅まで肌感覚で感じられる細やかさ。「Limelight」では珍しくゲディーが咳き込んだりもしますが、その微かな音さえ耳元に感じ取れる。この解像度たるや、そんじょそこらのFM放送など軽く一蹴してしまうほど。数あるRUSHのサウンドボードの中でも、まさに最上級に君臨するレベルなのです。RUSH IN RIOとも異なる必聴セット そんな極上サウンドで味わえるのは、公式『RUSH IN RIO』とは見事に対をなすセットリスト。ここで、その内容を整理しておきましょう。70年代/80年代・70年代:2112 (Part I: Overture / Part II: The Temples of Syrinx)/La Villa Strangiato/By-Tor And The Snow Dog/Cygnus X-1 (Prologue)/Working Man・ムーヴィング・ピクチャーズ:Tom Sawyer/YYZ/Vital Signs(★)/Limelight・その他80年代:Distant Early Warning/New World Man/The Pass/The Big Money/Natural Science/Red Sector A/The Spirit of Radio 90年代以降・ロール・ザ・ボーンズ:Roll The Bones/Bravado/Dreamline・ヴェイパー・トレイルズ:Earthshine/One Little Victory/Ceiling Unlimited(★*)/Secret Touch・その他90年代:Between Sun & Moon(★*)/Driven(*)/Leave that Thing Alone/Resist ※注:「★」印は公式作『RUSH IN RIO』で聴けなかった曲。「*」印は、このツアー後には演奏しなくなった曲。……と、このようになっています。デビュー期の大作から『VAPOR TRAILS』の新曲まで、キャリアを縦断する大ボリューム。中でも嬉しいのが公式『RUSH IN RIO』では聴けなかった曲です。日替わり曲だった「Vital Signs」「Ceiling Unlimited」「Between Sun & Moon」をはじめ、美味しいレパートリーが散りばめられている。「南米編RUSH IN RIO」に対する北米編とでも言うべき、準オフィシャルの超絶サウンドボードなのです。深い悲しみを越えて舞い戻った復活RUSHの超絶サウンドボードにして、無加工/無修正の生演奏を脳髄に刻み込んでくれる絶対盤です。かつて世界中のコレクターを震撼させた大名盤。「2002年10月13日アトランタ公演」の超絶級サウンドボード。大名盤『EARTHSHINE』として一世を風靡した関係者提供のオリジナル・マスターで、モノラルながら公式『RUSH IN RIO』にも半歩も譲らぬ完成度。特にゲディー・リーの超美麗な重低音は圧巻で、『RUSH IN RIO』では聴けないレパートリーも美味しい絶対盤です Phillips Arena, Atlanta, Georgia, USA 13th October 2002 SBD(from Original Masters) SBD(from Original Masters) Disc 1 1. The Three Stooges Intro 2. Tom Sawyer 3. Distant Early Warning 4. New World Man 5. Roll The Bones 6. Earthshine 7. YYZ 8. The Pass 9. Bravado 10. The Big Money 11. Between Sun And Moon 12. Vital Signs 13. Natural Science Disc 2 1. Intro 2. One Little Victory 3. Driven 4. Ceiling Unlimited 5. Secret Touch 6. Dreamline 7. Red Sector A 8. Leave that Thing Alone 9. The Rhythm Method Disc 3 1. Resist 2. 2112 (Part I: Overture / Part II: The Temples of Syrinx) 3. Limelight 4. La Villa Strangiato 5. The Spirit Of Radio 6. By-Tor And The Snow Dog 7. Cygnus X-1 8. Working ManSOUNDBOARD RECORDING





























