聴いた誰もが、「え!」と驚く、自然で鮮度抜群の音。マスターってこういう音だったの?これはひとつの体験(エクスペリエンス)です!“ハード・ロック”なる音楽を定義づけ、完成形を示した聖盤『MACHINE HEAD』。そのかつてない最高峰サウンド盤が登場。音楽史の名盤というのは「究極盤」を求められる宿命にあります。時に各国アナログ初盤が探求され、時にリリース以前のテープ・ソースまで遡り、時に最新技術による再構築まで画策される。作品の個性・状況によって探索の手法は様々ですが、純粋な「一番良い音で聴きたい!」という欲求によって飽くなき探求が今日も続けられています。そんな探索の末に見出された、『MACHINE HEAD』の回答、それが本作なのです。英国初CD化を託された名門"ニンバス"本作の正体は、1986年に名門"ニンバス"が制作したイギリス初盤CD『CDP 7 46242 2』。ディスク内周の鏡面に「MASTERED BY NIMBUS」と刻まれ、透明なリング部分にうっすらと浮かぶ、蜂の巣を思わせる放射状の光沢。コレクターが「ニンバス・ハロー」と呼び習わす独特の佇まいの現物から起こされた秘宝なのです。なぜ、この盤が特別なのか。時代は1980年代の半ば。CDというメディアがまだ産声を上げたばかりで、EMIは自社のCD製造工場をまだ持っていませんでした。そこで白羽の矢が立ったのが、1984年に英国初のCDプレス工場を立ち上げていたニンバス・レコードでした。透明度の高い基板と、寸分の狂いもないピット形成。その技術は当時すでに頭ひとつ抜けており、EMIが最初の『MACHINE HEAD』を安心して委ねられる、数少ない職人集団でした。やがてEMIが自社のスウィンドン工場を稼働させると、同じ品番・同じジャケットのまま、刻印だけが「EMI SWINDON」へと切り替わっていきました。番号もアートワークも寸分違わぬ双子でありながら、文字通りの「UK初回プレス」と呼べるのは、あの「MASTERED BY NIMBUS」を宿した個体だけ。本作が精緻に復刻したのは、まさにそんな原初の1枚なのです。名門による高精度なナチュラル・トランスファーそんな秘宝盤から流れ出るのは、探求家筋から「最も自然な音のMACHINE HEAD」と賞賛されてきたニンバス・サウンド。その理由は、大きく2つあります。ひとつは、「プリエンファシス」という初期CDならではの記録方式。これはノイズに埋もれやすい高音域をあらかじめ持ち上げて刻み込み、再生側で正確に押し戻す(デエンファシス)手法のこと。耳に届く頃には角の取れた滑らかな高域と、広々としたダイナミックレンジが立ち上がる仕組みです。シンバルの一撃が刺さるのではなく、すっと伸びて空気に溶けていく。静と動の落差が、圧縮されることなくそのまま眼前に開けていく。その余裕こそが、この盤の第一の美点です。もうひとつは、余計な加工が行われていないナチュラル・トランスファーであること。人間の耳は音圧が高いほどパッと聴いた時に「鮮やか」に感じる傾向があり、そのため後年のリマスターの多くが、音圧を稼ぐためにコンプレッサーやイコライザーで念入りに化粧されるようになりました。しかし、この最初期マスターはマスター・テープにあった音をそのまま器へ移し替えただけ。だからこそ古くから「オリジナルのアナログLPにいちばん近いCD」とも評されてきたのです。自然で高解像度な美音で綴られるMACHINE HEAD 実際、本作に封じられているのはギラギラとド派手でケバケバしい音ではなく、ボリュームを上げても少しも耳障りにならず、それでいて細部は克明に残る音。そして、(高解像度TVが美しいのと同じように)ディテールが細かい事によって「自然な鮮やかさ」がじんわりと伝わる。この伸びやかさと瑞々しさは、後からでっち上げられた迫力とは、そもそも成り立ちが違うのです。「Highway Star」で走り出すオルガンとギターの絡み、「Smoke On The Water」のあのリフが、飾り気のないまま芯だけで耳に届く。「Lazy」のイントロがゆっくりと部屋の空気を張り替えていく感触も、「Space Truckin'」のドラムが一打ごとに実体を伴って膨らんでくる様も、何ひとつ誇張されていない。ただ、そこで鳴っていた音が、静かに、正確に、聴き手の前へと差し出される。それだけのことが、これほどの説得力を持つ。その事実自体に畏怖を覚え、襟を正したくなるサウンドなのです。「もっともナチュラルなサウンド」で甦った『MACHINE HEAD』。母国イギリスでも随一の名門が手掛けた聖なるサウンドCDです。半世紀前にスタジオの中で確かに鳴っていたノートがスピーカーから流れ出る喜び。その豊かなヴァイヴに全身を浸せる贅沢な音楽体験。不朽の聖盤『MACHINE HEAD』の最高音質盤。名門"ニンバス”が手掛けたイギリス初盤CDの現物から精緻に復刻した一枚です。プリエンファシス方式による角の取れた高域と広いダイナミックレンジ、そして音圧稼ぎを一切施さない、素のままのマスター・サウンド。探求家筋から「最も自然な音のMACHINE HEAD」と絶賛されるサウンドは、音量を上げてもうるさくならず、細やかだからこそ鮮やか。聖典の素顔を味わえる聖なる1枚です。史上、最も音の良い「MACHINE HEAD」それがNIMBUS CDP 7 46242 2 MASTERED BY NIMBUS (37:39) 1. Highway Star 2. Maybe I'm a Leo 3. Pictures of Home 4. Never Before 5. Smoke on the Water 6. Lazy 7. Space Truckin'





























