ファン驚きといえるレア・トラック集が、永久保存版の完全限定盤にてリリース。本タイトルはゲイリーがシン・リジイ在籍の1978年頃から、2001年の「BACK TO THE BLUES」へ至る、23年間に残した貴重なアルバム・アウトテイクや、デモ・トラック、ラフ・ミックス音源などを、計16曲67分間に渡ってコンパイル。その全てが貴重かつオフィシャル・クオリティーで年代順でコンパイルされており、まさにロスト・エピソードとしてファン必携アイテム。(1CD) 1. Bad Is Bad (Thin Lizzy Demo 1978) ゲイリーがシン・リジイに正式メンバーとして加入した1978年の全米ツアー中、メンフィスでフィル・ライノット,マーク・ナウシーフ,ヒューイ・ルイスらと録音した未発表曲。軽妙なシャッフル・ナンバーで、フィルの個性的なヴォーカルとゲイリーのギター、そしてヒューイのブルースハープがグッド。 2. Track Ten (Back on the Streets Outtake) 3. Road To Pain (Back on the Streets Outtake) 未だにオフィシャル・リリースされてない「BACK ON THE STREETS」当時のアウトテイク。「Track Ten」は過去に出回ったテイク以上にマスターの状態が良好。また「Road To Pain」はゲイリーのヴォーカル入りで、ゲイリーらしい情感溢れる曲調が素晴らしい。 4. Don't Believe A Word (Gary Moore Vocal) 5. Parisienne Walkways (Gary Moore Vocal) フィル・ライノットのヴォーカルから、ゲイリーのヴォーカルに差し替えられた「BACK ON THE STREET」アメリカ初回アナログ盤バージョン。どちらもミックスが異なる上に、「Parisienne Walkways」は20秒以上長く収録され、ゲイリーのギターもたっぷり堪能。 6. Jamaican Rum (Phil Lynott Demo 1979) フィル・ライノットのソロアルバム「SOLO IN SOHO」に収録されたナンバー。ここで聴けるのは1979年5月にナッソーでレコーディングされたデモ・テイク。 7. The Woman's In Love (G-Force Demo) アルバム「G-FORCE」製作時のデモテイク。完成版と異なり、ここではゲイリーがヴォーカルを聴かせてくれ、因みにこの曲は、当初G-FORCEに協力していたグレン・ヒューズともデモが録音された中、それとは異なるテイク。 8. Trust Your Lovin' (G-Force Single B-Side) ゲイリーがG-FORCE当時に発表したシングル「YOU」B面収録のアルバム・アウトテイク。躍動感のあるベースがとても印象的で、メロディアスかつキャッチーなナンバー。 9. Don't Take Me For A Loser (Demo with Gary Barden) 「CORRIDORS OF POWER」製作にあたり、1982年前半に収録されたデモ。ここで歌っているのは当時M.S.G.を解雇されていたゲイリー・バーデン。バーデンは1982年8月にシェンカーに呼び戻されるものの、もしシェンカーがグラハム・ボネットとの活動を継続していれば、「CORRIDORS OF POWER」はムーアとバーデンのタッグによる作品になったかも。 10. Teenage Idol (Original Mix) 1984年1月にリリースされた「VICTIM OF THE FUTURE」日本盤初回のみのバージョン。現在流通のアルバムとは全く異なるミックスで、特にギターソロの違いは驚き。これまでデジタル化された事が無い貴重な本テイクは、本作中でも大きな聴き所。 11. Don't Ever Give Your Heart Away (Glenn Hughes Demo 1985) 1985年にグレン・ヒューズとゲイリーが合流した際に収録されたデモ。元々この曲はグレンとメル・ギャレーがトラピーズ用に作った曲で、1987年にはメルが"MGM"としてもプレイ。グレンがゲイリーとのプロジェクト用に提供したものの、ゲイリーのカラーに合わず、「RUN FOR COVER」での収録が見送られたとのこと。 12. Wild Frontier (Rough Mix) 1987年の「WILD FRONTIER」製作時、プロモーション盤のみに収録されたラフ・ミックス。ほぼ完成版に近い内容ながら、ギターのミックスが若干異なるもの。 13. Still Got The Blues (Demo) 14. Oh Pretty Woman (Demo) 15. Midnight Blues (Demo) 1990年の「STILL GOT THE BLUES」製作時、同作のアドバンス・テープに収録されたデモ。「Still Got The Blues」は完成版よりやや手前でフェイドアウト。「Oh Pretty Woman」はイントロからゲイリーの印象的な掛け声が聞けるなど、完成版と大きく異なるミックスが特徴。そして「Midnight Blues」は空間処理など、一部のミックスが別。 16. Livin' With The Blues (Back to the Blues Outtake) 2001年発表の「BACK TO THE BLUES」アウトテイク。アイルランドで限定発売されたチャリティ・アルバムのみに収録されたレア・ナンバーで、いかにもゲイリー節といえる泣きのギター・トーンは、同作の「Picture Of The Moon」を彷彿とさせるもの。 1. Bad Is Bad (Thin Lizzy Demo 1978) /2. Track Ten (Back on the Streets Outtake)/3. Road To Pain (Back on the Streets Outtake) 4. Don't Believe A Word (Gary Moore Vocal)/5. Parisienne Walkways (Gary Moore Vocal) 6. Jamaican Rum (Phil Lynott Demo 1979)/ 7. The Woman's In Love (G-Force Demo) 8. Trust Your Lovin' (G-Force Single B-Side)/9. Don't Take Me For A Loser (Demo with Gary Barden) 10. Teenage Idol (Original Mix)/11. Don't Ever Give Your Heart Away (Glenn Hughes Demo 1985) 12. Wild Frontier (Rough Mix)/13. Still Got The Blues (Demo) 14. Oh Pretty Woman (Demo) 15. Midnight Blues (Demo)/16. Livin' With The Blues (Back to the Blues Outtake)