1989年「Long Cold Winter」に伴う2度目の日本ツアーより、新宿厚生年金会館公演3日目、2月17日のライブを極上レベルの高音質オーディエンス録音で完全収録。トレーダー間でも一切出回っていないオリジナル・マスターをダイレクトに使用したファン必携盤。トム・キーファーの存在感抜群のボーカルとオーセンティック・ムードいっぱいのギターソロ、がっちりまとまったバンド・アンサンブルと、まさに人気絶頂期らしい強烈なグルーブに満ちた最強のロックン・ロール・ショウを高音質で楽しむことができます。選曲は商業的にも成功した2枚のアルバムからバランスよく組まれており、ブルースとヘヴィ・ロックンロールをベースに、親しみやすいメロディとポップな展開で聴かせる名曲ナンバーの連発に、場内が自然にヒートアップしていく様子が伝わってくるような見事なライブを理想的なサウンドで堪能できます。大ヒットしたファーストアルバムからのナンバーは勿論、ブルースベースのダイナミックなバラードDon't Know What You Got ('Til It's Gone)(全米12位を記録)、更にGypsy Road、The Last Mile、Coming Homeといった新作からのシングルヒットナンバーも勿論収録。ショウ中盤から後半にかけて演奏されたドラムソロを組み込んだSecond WindやブルージーなタイトルトラックLong Cold Winterも聴き応え満点。影響をもろに受けていると思われるAC/DC、ストーンズ、ツェッペリンを彷彿とさせる一瞬もありますが、個性的なトムの凄まじい声量で歌われるボーカル・パフォーマンスには、聴いた誰もが圧倒されることでしょう。シンデレラのライブはここまで素晴らしかったことを証明する一枚です。アンコールはジャニス・ジョプリンのMove Overで、小気味良いグルーブ・ロックがこの素晴らしいライブを楽しく締めくくります。音質・内容極上の、80年代メタル・ファンには堪らない、1989年来日公演を代表する一枚が登場です