もはや今回の来日公演におけるベスト・オーディエンスショット映像の呼び声も高いのが国技館ギグの映像。一階席から敢行されたアングルの迫力と鮮明な画質が群を抜いている。そんな情熱映像ではありますが、まずは「KOKUGIKAN 2018: DEFINITIVE VIDEO MASTER」にてリリース、あまりに鮮烈な映像がマニアをアッと言わせました。スピード・リリースが瞬く間にベストセラーと化したのですが、先週は音声アッパー版を「TOKYO 2018: DEFINITIVE VIDEO MASTERS」セットの中に収録、さらなる高評価をものにしました。当然ながら、東京ドーム初日の同じようにデュアルDVDへの昇格が熱望される結果となったのですが、こちらもデュアルレイヤー方式を最大限に活かした作りとなっています。どういうことか?もちろん音声は二種類が選択できる。しかし、こちらに収められた音声の内、オーディエンス録音は片方だけ。もちろん「TOKYO 2018: DEFINITIVE~」で登場した差し替えアッパー音源。では、もう片方の音声トラックに収められたのは?それは何と今回の来日公演における最大の名盤との呼び声も高い「RYOGOKU KOKUGIKAN 2018: ORIGINAL IN-EAR MONITOR RECORDING」の音声なのです!つまり最高の映像を最高の音声で楽しめてしまうという、もはや「最強」としか言いようがない作り。こうなると、普通にオフィシャルな国技館ギグのライブビデオがリリースされたのかと錯覚しそうになってしまうほど。あの素晴らしいオーディエンスショット映像に、日本中のマニアの度肝を抜いたイヤモニ音源がシンクロさせられたとは…何たる反則技。 例えば「Let Me Roll It」や「I've Got a Feeling」といった、ポールがエレキを弾く曲になると映像とイヤモニ音声の相乗効果が見事だとしか言いようがない。それは見てもらえれば解ってもらえることでしょうし、とにかくじっくりと鑑賞せずにはいられないかと。確かにサウンドボード級のリスリング体験をもたらしてくれたイヤモニ音源もいいのだけれど、あの国技館で当日に自分が耳にしていた「あの音」で楽しみたいのであれば、やはりオーディエンス録音をセレクトするのも楽しい。「KOKUGIKAN 2018: DEFINITIVE~」リリース時に一気に聞きやすくなっていたあの音質もやはり捨てがたい魅力がある。そのどちらもデュアルレイヤー仕様のおかげで一枚のディスクに収められているとくれば、これはもう国技館ギグの決定版映像の座が確約されたようなもの。その日の気分によってイヤモニとオーディエンス録音を切り替えるのもよし、あるいは好きな曲で音声を切り替えて雰囲気の違いを楽しむのもよし。特にオーディエンス録音は音量を上げてプレイバックするとあの日の思い出が蘇ってくるかのよう。 しかしイヤモニ音源の素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものがあり、それと極上映像が一緒に楽しめてしまうとは、何と贅沢なアイテムでしょうか。デュアル盤リリースがこれ以上相応しいアッパー版なんてありえない。あの伝説の国技館ギグから早くも一か月、遂に最強バージョンへと昇格した映像のデュアルDVDバージョンをすべてのファンに捧げます。 ★高音質オーディエンスと話題の極上イヤモニ音源を選択可能★片面2層ディスクを使用しているため、画質はDVDに比べ、大きく向上しています。★ビットレートを調整してデータ容量を片面2層ディスクの総容量の80%~90%くらいになるように作成してあります。 Live at Ryogoku Kokugikan, Tokyo, Japan 5th November 2018 AMAZING SHOT(from Original Masters) Dual Audio Option (Original Audience Recording / Original In-Ear Monitor Recording) 1. Intro 2. A Hard Day's Night 3. Hi, Hi, Hi 4. All My Loving 5. Letting Go 6. Come On to Me ★16:40-17:50の70秒を既発映像より補填 7. Let Me Roll It 8. I've Got a Feeling 9. My Valentine 10. Nineteen Hundred and Eighty-Five 11. I've Just Seen a Face 12. In Spite of All the Danger 13. From Me to You 14. Love Me Do 15. Blackbird 16. Queenie Eye 17. Lady Madonna 18. Fuh You 19. Being for the Benefit of Mr. Kite! 20. Something 21. Ob-La-Di, Ob-La-Da 22. Band on the Run 23. Back in the U.S.S.R. 24. Let It Be 25. Live and Let Die 26. Hey Jude 27. I Saw Her Standing There 28. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise) 29. Helter Skelter 30. Golden Slumbers / Carry That Weight /The End COLOUR NTSC Approx.135min.