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Jeff Beck ジェフ・ベック/Shizuoka,Japan 2006

日本洋楽史の伝説を残した“UDO MUSIC FESTIVAL”に参加するために再来日を果たした2006年のジェフ・ベック。その極上マルチカメラ・プロショットが登場です。 【唯一の欠点も完全修復された究極版】 そんな本作に収められているのは「2006年7月22日:フジスピードウェイ公演」。この日は、日本洋楽史に残る伝説でした。「ウッドストックの興奮が甦る!」と銘打ち、大手音楽事務所が看板まで掲げた大規模なロック・フェス。2日間で30組のバンド/ミュージシャンが登場し、そこにはKISSやSANTANA、ポール・ロジャース、THE DOOBIE BROTHERS、ALICE IN CHAINS等々、ロック・シーンを代表する新旧の大物たちが名を連ねていました。しかし、フタを明けてみると記録的な不入り。アクセスの悪すぎるロケーションのせいか、雨のパラつく天候のせいか、ラインナップと価格設定がミスマッチだったのか……原因はともあれ、会場はガラガラ。ビニールシートやイスまで持ち出して眺める観客も多数見かけ、マイナーな若手のステージに至っては観客が一桁のことも。KISSのポール・スタンレーも「4万人も集まったぜ。おい、見回すんじゃない!」とMCするなど、異形の伝説を残したのです。ともあれ、そんな伝説フェスにジェフも参加。初日のモビリタ・ステージの準トリで出演しました。その模様はプロショットで撮影され、某民放局でも放送。本作は、そんなマルチカメラ・プロショットの最高峰版なのです。実際、そのクオリティは鉄壁。当店では国内の記録マニアによる極上マスターで数々のロック放送をアーカイヴしてきましたが、本作もその1つ。ノイズもなければ劣化も見られない画面は単に21世紀放送というだけでは説明の付かないレベルで、まさにオフィシャル級の映像美が止めどもなく溢れるのです。もちろん、音声も撮影も然り。ジェフ人気の高い日本だけに曲想をきちんと理解したカメラワークは素晴らしく、まだ日の高い現場はステージの隅々までくっきり。4人編成にはやや広すぎ巨大ステージのスケール感もしっかりと感じられます。そんな最高級マスターはご紹介した事があるのですが、本作はさらにアップグレード。既発盤では録画者提供のデジタル・マスターがそのまま使用されたのですが、画面の縦横比が狂っていた。画面が横に潰れ、バスドラも楕円になるほどの違和感があったのです。もちろん、本作では永久保存に相応しく正常な比率に修正。史上最高峰の画質を実物通りの光景で楽しめるのです。 【伝説フェスの公式級プロショット】 その映像美で描かれるショウも実に素晴らしい。この“UDO MUSIC FESTIVAL”は「大人の夏フェス」をテーマに掲げていましたが、まさに言い得て妙。実のところ、ジェフは1年前の2005年7月にジャパンツアーを行ったばかりでしたが、その際はジミー・ホールも同行する歌入り。それに対し、本作では完全インスト・ステージでギターをたっぷりと聴かせてくれるのです。セットはフェス用の短めのもので、2005年からヴォーカル・ナンバーだけを抜いたスタイル。ここで整理してみましょう。・TRUTH(1曲):Beck's Bolero・BLOW BY BLOW(2曲):Cause We've Ended as Lovers/Scatterbrain ・WIRED(2曲):Goodbye Pork Pie Hat/Blue Wind・THERE & BACK(2曲):You Never Know/Star Cycle・FLASH(1曲):People Get Ready・GUITAR SHOP(2曲):Behind the Veil/Big Block・WHO ELSE!(2曲):Angel (footsteps)/Brush With the Blues ・YOU HAD IT COMING(1曲):Nadia・EMOTION & COMMOTION(1曲):Somewhere Over the Rainbow・その他:Stratus(ビリー・コブハム)……と、このようになっています。2006年と言えば公式ライヴアルバム『ライヴ・ベック'06』もリリースされましたが、そこでは聴けない「People Get Ready」も見られる。さらに2005年と異なるのはメンバー。前回来日後にベースがピノ・パラディーノからランディ・ホープ・テイラーにチェンジ。ランディはアシッドジャズの代名詞INCOGNITOでの活動でも知られるスゴ腕であり、その生まれ変わったアンサンブルをオフィシャル級のクオリティで楽しめるわけです。また、本作は現場のムードも見どころ。先述の通り、このフェスは不名誉な伝説で知られるわけですが、その客席は……意外と普通。ジェフの人気が高いこともありますが、それにしてもちゃんと客が入っており、伝説は伝説でも都市伝説だったのではないか。そんな風に思えるのです。しかし、これはプロショットならではのマジックかも知れません。よくよく見ていると、客席の風景はやけに角度が狭く、似たアングルが繰り返される。恐らくは人気の少ない場所をわざわざ避け、最前付近を重点的に編集しているようにも見える。ところどころで、客席を舐めまわすような遠景ショットも混じるのですが、そこでは急に人口密度が下がり、シートを広げる観客もチラホラ映る……以前「レンズは嘘をつきません」というテレビCMもありましたが、レンズに嘘をつかせる事は出来るのかも知れません。フェスは異形の伝説を残しましたが、そこで繰り広げられるジェフの演奏は最高でした。本作は、その一部始終をオフィシャル級の極上クオリティで楽しめるマルチカメラ・プロショット。伝説が伝説だけに公式でのリリースは望めませんが、本来であればオフィシャルが残すべき素晴らしい映像作品。★画面の縦横比が正しいベスト・ヴァージョンで収録。 Fuji Speedway, Shizuoka, Japan 22nd July 2006 PRO-SHOT (62:27) 1. Beck's Bolero 2. Stratus 3. You Never Know 4. Cause We've Ended As Lovers 5. Behind The Veil 6. Nadia 7. Angel (Footsteps) 8. Scatterbrain 9. Big Block 10. Star Cycle 11. People Get Ready 12. Goodbye Pork Pie Hat 13. Brush With The Blues 14. Blue Wind 15. Somewhere Over The Rainbow Jeff Beck - Guitar Vinnie Colaiuta - Drums Jason Rebello - Keyboards Randy Hope Taylor - Bass PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.62min.

Jeff Beck ジェフ・ベック/Shizuoka,Japan 2006

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