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Paul McCartney ポール・マッカートニー/UK 1991 Japanese Broadcast Best Quality

ポール・マッカートニーが1991年に出演した「MTV UNPLUGGED」は当初からブートレグがリリースされることを想定し、テレビ放送から間もなくして「OFFICIAL BOOTLEG」という名の下でライブアルバムがリリースされています。ところが映像の方がソフトとしてリリースされることはなく、結果としてアルバムより収録曲が少ないながらもテレビ映像の価値が下がることはありませんでした。そのせいでアメリカでの放送をコピーしたブートビデオが当時は重宝したものですが、驚いたことに1991年の内に未編集版映像が流出してしまい、画質はともかくとしてその全貌が明らかとなってしまいました。しかし流出映像の常として画質は放送版よりも劣ってしまう。おかげでしぶとく放送版の価値が残り続けており、今から10年数前にリリースされた名作映像ソフト「PAUL McCARTNEY ANTHOLOGY」にもたった四曲が収録されただけ。結局1991年の内に日本でのテレビ放送は叶わず、翌年の夏になって衛星放送局からの日本放送が突如として実現しました。多くのマニアは、これを録画すれば自分たちでマスタークオリティのバージョンを所有できる!と喜び勇んだものですが、いざ放送されてみれば1991年当時の放送をはるかに凌ぐ充実ぶり。つまり、前年のMTVの単なる流用から大きくかけ離れた放送内容に誰もが驚かされたのです。まずMTV版よりも収録曲が多かった。これだけでも日本のマニアを大喜びさせたのですが、間に挿入されたポールのインタビューがまた実に面白かったのです。これは「OFFICIAL BOOTLEG」のリリース後、そのプロモーションを兼ねて行われたもの。そこで「MTV UNPLUGGED」出演のいきさつや、その後にどうしてヨーロッパだけのギグ・ツアーを行ったのか?といった質問に答えているのですが、そこでのポールの返答が驚くほど正直なものばかり。「スタジアムを回るよりギグが好き」といったミュージシャンとして素直な気持ちを明らかにしているのです。極めつけは「OFFICIAL BOOTLEG」リリースのきっかけとなったブートレグに対しても信じられないほどあけすけに語っており、ポール自身「オーディエンス録音やブートは気にならない」、それどころか「グレイトフル・デッドのテープトレーダーには共感する」挙句の果てには「自分でもスティービー・ワンダーのライブを見に行って録音したことがある」といった告白まで飛び出すなど傑作な発言が続出。このように単に海外の放送の使いまわしに留まらなかった名ジャパニーズ・ブロードキャストな訳ですが、当然自分で録画されたマニアも多いのでは。ところが今回のリリースに際してマニアが提供したビデオ・マスターは驚異的なコンディション。経年によるトラッキングの乱れが一切なく鮮度が素晴らしい。ジャパニーズ・ブロードキャストだけあって実際に10年前にもリリースされていたことがありましたが、それを軽く一蹴する素晴らしいクオリティ。それまでライブで演奏されたことのないレパートリーをふんだんに含み、ポール1990年代のライブ活動の中でも高い人気を誇る「MTV UNPLUGGED」。その最高の放送バージョンを最高のクオリティにて心ゆくまでお楽しみください! Limehouse Television Studios, Wembley, UK 25th January 1991 PRO-SHOT(BEST QUALITY) (70:31) 1. Be Bop A Lula 2. Interview 1 3. I Lost My Little Girl 4. Here,There,And Everywhere 5. Blue Moon Of Kentucky 6. We Can Work It Out 7. San Francisco Bay Blues 8. Interview 2 9. I've Just Seen A Face 10. Every Night 11. She's A Woman 12. Interview 3 13. And I Love Her 14. That Would Be Something 15. Blackbird 16. Interview 4 17. Things We Said Today 18. Good Rockin' Tonight 19. Singing The Blues 20. Interview 5 21. Ain't No Sunshine 22. Junk Paul McCartney - acoustic guitar, vocals, drums on "Ain't No Sunshine" Linda McCartney - indian harmonium, percussion, harmony vocals on "And I Love Her" Hamish Stuart - acoustic bass guitar, acoustic guitar and lead vocals on "And I Love Her" and "Ain't No Sunshine" Robbie McIntosh - acoustic guitars, dobro, vocals, piano on "Ain't No Sunshine" Paul "Wix" Wickens - piano, keyboards, accordion, percussion, vocals, acoustic bass on "Ain't No Sunshine" Blair Cunningham - drums, percussions, vocals PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.71min.

Paul McCartney ポール・マッカートニー/UK 1991 Japanese Broadcast Best Quality

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