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Elton John エルトン・ジョン/Italy 1989

史上最高峰を更新する絶大なクオリティが世界中のマニアに衝撃を走らせているエルトン・ジョンの“CLASSIC CONCERT SERIES”。1989年の極上プロショットが登場です。“CLASSIC CONCERT SERIES”とは、全世界で猛威を振るっている新型コロナ・パンデミックに対抗するため、エルトンが立ち上げたプロジェクト。彼のキャリアでも記念碑となるプロショットを厳選して復刻公開しています。衝撃なのは、そのクオリティ。大元マスターなのはもちろんのこと、かつて公式リリースされていた映像でも現代のデジタル・マスタリングで磨き上げた映像美は遙かに向上。それこそ、堂々とDVDでフィジカル・リリースできる完成度なのです。そんなシリーズは全6回が予定されており、これまでも『SYDNEY 1986』『EDINBURGH 1976』としてレポート。本作はその第三弾となる「1989年4月26日ヴェローナ公演」のマルチカメラ・プロショットなのです。このショウは“REG STRIKES BACK TOUR”の一幕でもあったわけですが、私たちにとってはエリック・クラプトンやマーク・ノップラーとの合同来日も思い出深いところ。その辺の事情をお話しする意味でも、まずは当時のスケジュールを振り返ってみましょう。1988年《6月24日『REG STRIKES BACK』発売》・9月9日-10月22日:北米(30公演)・10月31日-11月5日:日本(4公演) 1989年《3月12日『SLEEPING WITH THE PAST』完成》・3月20日-5月8日:欧州(34公演)←★ココ★・5月17日-6月10日:英国(19公演)《8月29日『SLEEPING WITH THE PAST』発売》これが“REG STRIKES BACK TOUR”の全体像。1988年に北米と日本を巡ったエルトンは、年末年始にかけて次作『SLEEPING WITH THE PAST』を制作。翌1989年3月には完成させ、欧州をサーキットしました。その中でクラプトンが同行したのは来日公演だけ。本作はその後の「欧州」レッグ26公演目にあたるコンサートでした。そんなショウは以前からテレビ放送プロショットが知られてきましたが、今回のクオリティはまさに別物。ひと口に「完全オフィシャル級」と言っても実はピンキリだったりもするのですが、本作は思いっきりピン。実際、3年後のオフィシャル映像作『LIVE IN BARCELONA』でさえ軽々と超越する映像美と完璧なステレオ・サウンドボードは「なんでDVDでリリースしない!?」と歯がゆくなるほどです。そこまでの極めつけクオリティとなれば、あと気になるのはセットリストでしょうか。これがもう2時間を超える名曲のラッシュ。話の流れでもありますので、直近の作『LIVE IN BARCELONA』と比較しながら整理しておきましょう。70年代(13曲)・僕の歌は君の歌:Sixty Years On(★)/I Need You To Turn To(★)/ The King Must Die(★)/Your Song・エルトン・ジョン3:Burn Down The Mission・ホンキー・シャトー:Mona Lisas and Mad Hatters・ピアニストを撃つな!:Have Mercy On The Criminal(★)/Daniel・黄昏のレンガ路:Funeral For A Friend/Love Lies Bleeding/Candle In The Wind(★)/ Saturday Night's Alright For Fighting・蒼い肖像:Sorry Seems To Be The Hardest Word・その他:Philadelphia Freedom 80年代以降(8曲)・トゥー・ロウ・フォー・ゼロ:I Guess That's Why They Call It The Blues/Kiss The Bride(★)/I’m Still Standing ・ブレイキング・ハーツ:Sad Songs (Say So Much)・アイス・オン・ファイアー:Nikita(★)・REG‐ストライクス・バック:A Word in Spanish(★)/Mona Lisas and Mad Hatters (Part Two)/I Don't Wanna Go On With You Like That ※注:「★」印は公式映像『LIVE IN BARCELONA』でも観られない曲。……と、このようになっています。『LIVE IN BARCELONA』とはツアーが異なるので違うのは当たり前ですが、「The King Must Die」「Kiss The Bride」「A Word in Spanish」といった貴重なレパートリーも完全オフィシャル級クオリティでたっぷり楽しめるのです。『SLEEPING WITH THE PAST』『THE ONE』での大復活を目前にしていた1989年のエルトン・ジョン(「Sorry Seems To Be The Hardest Word」後のエルトン・コールに言葉を詰まらせるシーンも感動的です)。そんな刹那を象徴する超極上プロショット。その最新オフィシャル・アップグレード版です。 Live at Arena di Verona, Verona, Italy 26th April 1989 PRO-SHOT(123:49) 1. Sixty Years On 2. I Need You To Turn To 3. The King Must Die 4. Burn Down The Mission 5. Sorry Seems To Be The Hardest Word 6. Have Mercy On The Criminal 7. Funeral For A Friend/Love Lies Bleeding 8. I Guess That's Why They Call It The Blues 9. Philadelphia Freedom 10. Sad Songs (Say So Much) 11. Kiss The Bride 12. A Word in Spanish 13. Mona Lisas and Mad Hatters 14. Mona Lisas and Mad Hatters (Part Two) 15. Nikita 16. Daniel 17. I Don't Wanna Go On With You Like That 18. Candle In The Wind 19. Saturday Night's Alright For Fighting 20. Your Song 21. I'm Still Standing Elton John - Vocal, Piano Davey Johnstone - Guitar Romeo Williams - Bass Guy Babylon - Keyboards Fred Mandel - Keyboard, Guitar Jonathan Moffett - Drums, Percussions Marlena Jeter - Backing Vocal Natalie Jackson - Backing Vocal Mortonette Jenkins - Backing Vocal PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.124min.

Elton John エルトン・ジョン/Italy 1989

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