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Deep Purple ディープ・パープル/傑作ドキュメンタリー Heavy Metal Pioneers Japanese Laser Disc Edition

DEEP PURPLE栄光の歴史を総括する……いや、30年前にトリップする傑作ドキュメンタリーが復刻。そのドキュメンタリーとは『HEAVY METAL PIONEERS』。ジョー・リン・ターナー時代の1991年に制作された公式ヒストリー作品です。VHSやレーザーディスクで一般発売されましたが、当時の映像ソフトの宿命で瞬く間に廃盤。その後、35周年を控えた2002年末に公式DVD化も果たしましたが、それもとうの昔に廃盤。現在では入手困難となっています。本作は、そんな公式映像の初回リリース版である日本盤レーザーディスクから精緻に復刻。日本語字幕も完備でじっくり堪能できる1枚なのです。もともと公式映像だけに完全オフィシャル級クオリティなのは当然として、注目なのは内容。当店では、DEEP PURPLEのさまざまなドキュメンタリー作品をご紹介してきましたが、本作はその中でもかなり個性的な1本なのです。作りとしてはメンバーのインタビューに各時代のライヴ映像を織り交ぜたオーソドックスなもの。本作が制作された1991年はまだロック・ドキュメンタリーが新鮮な時代だったということもあり、登場するエピソードは基本のもの(メンバーチェンジの基礎やハーロックへの転身、モントルーの火事、カリジャム等)が多く、当時は貴重さに驚いたライヴ映像も今となってはお馴染み。トミー・ボーリン時代の「Stormbringer」に一瞬「!!」となりますが、これもスタジオテイクに他の曲のライヴ映像を被せたマイム。画と音もズレズレで、雑な感じが30年前らしくて微笑ましかったりもします。そう、本作のポイントはこの「30年前らしさ」。素材の点では今さら感も漂うのですが、そこかしこから滲み出る「1991年」の薫りが新鮮なのです。まず、何と言っても当時の象徴であるジョー・リン・ターナーが登場する。彼はリッチーのインタビューに同席しており、「’68年にバンドを始めた頃はヴァニラ・ファッジをコピーしてた(中略)ところが彼らは僕達を革新的だと思ってたんだ。彼らのコピーなのに。コピーで収入を得られるなんて驚きだったよ」等、リッチーが披露する70年代の逸話に感心したように頷いているのです。もちろん、話が現代(1991年)になる最終盤には「僕はイアンと張り合う気はない(中略)僕は彼以上の業績を残すつもりだよ」と“今後の豊富”も語る。直後の顛末も知る今となっては、そのトホホ感も味わいなのです。そんなジョーに匹敵するのがブルース・ペイン。RAINBOWのマネージャーだった事がきっかけでDEEP PURPLEも手掛けるようになった人物で、本作で「リッチーの彼独特のサウンドとジョンのオルガン、そしてイアン(ペイス)のリズム・キープ…その融合がディープ・パープルなんだ」と語っているのです。当時は普通のコメント以外の何物でもなかったのですが、その後のリッチー脱退に伴い、ブルースはイアン・ギランと並ぶ意志決定の要になったとされている。ジョン・ロードが抜けてもバンド存続を決め、「ロックの殿堂」授賞式ではリッチーの来場を頑なに拒否した。そんな現在のブルースを知る今だからこそ、真っ当なコメントも不思議にも聞こえ、時代の移り変わりを痛感するのです。そして、そんな感慨の極めつけがラスト。今は亡きジョン・ロードが「Cut Runs Deep」をピアノで弾きながら噛みしめるように語るのです。その言葉を書き出してみますと……「1999年まで続けて25周年を迎えたいんだ。楽しいと思うよ。ステージでこう言いたいんだ『もう25年もやってるんだ。4半世紀だぜ。信じられないよ』」1999年に25周年というのは計算が合いませんが、ともあれこの感覚。これこそが本作を包み込む時代感の正体なのです。その言葉通りジョンは2002年までDEEP PURPLEを続け、2012年に帰らぬ人となりました。現在はさらに8年の月日が経っているわけですが、DEEP PURPLEは今なお存続している。その歩みを知る今だからこそ、当時とはまったく違った味わいを放つ1枚なのです。30年が重く感じるドキュメンタリーの傑作。 Taken from the original Japanese Laser Disc (AMLY-8041) 1. Woman From Tokyo 2. Interview ブルースペイン「リッチーの彼独特のサウンドとジョンのオルガン、そしてイアン(ペイス)のリズム・キープ…その融合がディープ・パープルのサウンドなんだ」3. Hush (Playboy After Dark 1969) 4. Interview リッチー「’68年にバンドを始めた頃はヴァニラ・ファッジをコピーしてた(中略)ところが彼らは僕達を革新的だと思ってたんだ。彼らのコピーなのに。コピーで収入を得られるなんて驚きだったよ」5. Mandrake Root(Granada Television 1970) 6. Interview 7. Speed King (Granada Television 1970) 8. Interview 9. Black Night (Denmark's Radio 1972) 10. Interview 11. Child In Time (Granada Television 1970) 12. Interview 13. Strange Kind Of Woman (Copenhagen 1972) 14. Interview 15. Smoke On The Water (California Jam 1974) 16. Interview 17. Highway Star (Copenhagen 1972) 18. Interview 19. The Mule (California Jam 1974) 20. Interview 21. Mandrake Root (Granada Television 1970) 22. Interview 23. Burn (California Jam 1974) 24. Interview 25. Guitar Crash (California Jam 1974) 26. Interview 27. Stormbringer (Live 1975) 割と貴重 28. Interview 29. Perfect Strangers (Paris 1985) 30. Interview ジョー「僕はイアンと張り合う気はない(中略)僕は彼以上の業績を残すつもりだよ」 31. The Cut Runs Deep Intro ジョン「1999年まで続けて25周年を迎えたいんだ。楽しいと思うよ。ステージでこう言いたいんだ『もう25年もやってるんだ。4半世紀だぜ。信じられないよ』」32. King Of Dreams (Clip 1991) 33. Woman From Tokyo (Ending) PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.58min.

Deep Purple ディープ・パープル/傑作ドキュメンタリー Heavy Metal Pioneers Japanese Laser Disc Edition

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