新型コロナ禍に喘ぐファンに贈られる公式プロショット・シリーズ“NOT IN THIS LIFETIME SELECTS”。その最新弾となる南米編がリリース決定です。このシリーズは世界を蝕む厄災のために中断となってしまった“NOT IN THIS LIFETIME... Tour”の乾きを癒すためにバンド側が公開している秘蔵プロショット。ただし、ショウを丸ごとではなく数曲ずつのダイジェスト映像でして、当店でもこれまで『NOT IN THIS LIFETIME: DOWNLOAD 2018 & SALT LAKE 2019』『同: MEXICO CITY & HOUSTON 2016』『同: WICHITA & EXIT 111』の3作をリリース。本作が第4弾となる「2016年11月20日ブラジリア公演」のマルチカメラ・プロショットです。再編GUNSのプロショットと言えば『ROCK IN RIO 2017』と象徴として君臨してもいますので、これまでのシリーズと併せてワールド・ツアー全景からポジションを確認してみましょう。2016年・4月1日-8月22日:北米#1(32公演)←※MEXICO CITY & HOUSTON 2016 ・10月27日-11月30日:南米#1(15公演) ←★ココ★ 2017年・1月21日-3月3日:アジア#1/オセアニア(16公演)・3月27日-7月15日:欧州#1(20公演)・7月20日-11月29日:北米#2/南米#2(47公演) ←※ROCK IN RIO 2017 2018年 ・6月3日-7月24日:欧州#2(19公演)←※DOWNLOAD 2018・11月3日-12月8日:北米#3/アジア#2/南ア(10公演)2019年・9月21日-11月2日:北米#4(16公演)←※WICHITA & EXIT 111/SALT LAKE 2019 2020年・1月31日+3月14日:北米#5(2公演) これがスラッシュ、ダフ・マッケイガンが復帰してから今日までのGUNS N' ROSES。2021年7月にはツアー再開もアナウンスされていますが、パンデミックの状況はまだまだ流動的でもあり、余談を許しません。ともあれ、南米ツアーは二度行われており、象徴プロショット『ROCK IN RIO 2017』は二度目、本作のブラジリア公演は初回「南米#1」の11公演目にあたるコンサートでした。これまでのシリーズを体験された方ならピンと来ると思いますが、本作のクオリティはパーフェクト。リリース前提の撮影ではないためにカメラワークなどの作り込んだ作品感とまではいきませんが、だからと言って欠点もミスもなし。画質/音質とも「完全オフィシャル級」と呼ぶべき超極上プロショットです。むしろ、このシリーズのポイントはクオリティより選曲。前述のようにダイジェスト公開であり、本作も6曲分です。そのセレクトは……・アペタイト・フォー・ディストラクション:It's So Easy/Welcome To The Jungle(★)/Rocket Queen/Nightrain ・GN'Rライズ:Used To Love Her(★)・チャイニーズ・デモクラシー:Sorry(★)※注:「★」印はシリーズ初登場の曲。……と、このようになっています。これまでの3作(6公演)は曲が被らないようになっていましたが、さすがに第4弾ともなると曲のダブりも避けられなかったのか、3曲が2テイク目となりました。その一方、残りの3曲はシリーズ初登場であり、ついに「Welcome To The Jungle」もお目見えとなったのです。ツアー中断に悲しむファンを慰めるためだった“NOT IN THIS LIFETIME SELECTS”。それも2021年ツアーの再会が近づくにつれ、期待を煽る予告編のニュアンスも滲むようになってきました(本当に再開されるのかは神のみぞ知るところですが)。遂に「Welcome To The Jungle」も公表された超極上・公式プロショット・コレクションの第4弾。Estadio Mane Garrincha, Brasilia, Brazil 20th November 2016 PRO-SHOT Intro It's So Easy Welcome To The Jungle Sorry Rocket Queen Used To Love Her Nightrain PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.36min.