『PERSISTENCE OF TIME』を全米24位に送り込み、ジョーイ・ベラドナ時代の絶頂を極めていた1991年のANTHRAX。そんな全盛のステージを目撃できる傑作プロショットが入荷決定です。そんな本作が撮影されたのは「1991年2月4日オーバーンヒルズ公演」。そのマルチカメラ・プロショットです。『PERSISTENCE OF TIME』時代と言えば、公式映像『LIVE NOIZE』も残されておりますが、本作はまったくの別公演。まずは、全盛のツアー・スケジュールを振り返ってショウのポジションを確かめてみましょう。1990年《8月21日『PERSISTENCE OF TIME』発売》・8月22日ー9月7日:オセアニア/日本(8公演)・10月21日ー12月22日:欧州#1(35公演)1991年・1月13日ー3月19日:北米#1(41公演)←★ココ★・5月16日ー7月14日:北米#2(47公演)《6月25日『ATTACK OF THE KILLER B'S』発売》・9月5日:スイス公演・9月20日ー10月24日:北米#3(26公演)←※公式LIVE NOIZE 1992年 ・1月11日ー19日:欧州#2(8公演)・1月28日:ニューヨーク公演これが『PERSISTENCE OF TIME』リリースからベラドナ脱退までの歩み。公式『LIVE NOIZE』は『ATTACK OF THE KILLER B'S』発売後のステージでしたが、本作のオーバーンヒルズ公演は発売前。「北米#1」の15公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを見せてくれる本作は、秘匿感たっぷりの超生々しい流出プロショット。現場となった“ザ・パレス・オブ・オーバーンヒルズは、90年代初期のプロショットの宝庫とも言うべき会場で、さまざまなバンドのお宝映像が大量に撮影されています。メタル界隈でも、KISS、MOTOLEY CRUE、WINGER、RUSH、JUDAS PRIEST……スラッシュ四天王もMETALLICAやMEGADETH(PRIESTの前座)が流出している。そのタイトルの1つでもご覧になったことがある方ならピンとくると思われますが、そのクオリティは極上。完璧にプロショットなマルチカメラ撮影で、音声もバリッバリのサウンドボードばかり。“オフィシャル級”どころか、バンドによっては本当に公式リリースしているほどです。その中でも、ANTHRAX編は非常にクオリティが高い。卓直結の音声は歓声がほとんどなく、臨場感の面では今ひとつなものの、逆に切れ味鋭いリフとビートが徹底的にシャープに刻みまくるのです。そんな完璧映像で繰り広げられるショウは、『LIVE NOIZE』とも異なるフルショウ。この日はIRON MAIDENの前座のショートセットではありますが、そこには黄金期の名曲と演奏がギュウ詰めされている。ここで『LIVE NOIZE』と比較しながらセットを整理してみましょう。アマング・ザ・リヴィング(3曲)・Caught In A Mosh/Indians/I Am The Law(★)パーシスタンス・オブ・タイム(3曲)・Time(★)/Keep It In The Family/Got The Time その他・狂気のスラッシュ感染:Madhouse(★)・ステート・オブ・ユーフォーリア:Antisocial・その他:I'm The Man/Won't Get Fooled Again(★)※注:「★」印は公式映像『LIVE NOIZE』で観られなかった曲。「Got The Time」は『LIVE NOIZE』にノークレジットで収録されていました。……と、このようになっています。黄金時代と言えば、ライヴアルバム『LIVE: THE ISLAND YEARS』『BBC LIVE IN CONCERT』もありますが、「Time」やTHE WHOのカバー「Won't Get Fooled Again」はそこでも聴けないレパートリーです。そして、それ以上なのが全盛の風を全身で楽しむような熱演ぶり。ビートやリフのキレは突進力に溢れ、アグレッションもテンションもバカ高い。若さ溢れる黄金期のパフォーマンスをサウンドボード&プロショットで体験できるお宝なのです。名作『MUSIC OF MASS DESTRUCTION』を持ち出すまでもなくジョン・ブッシュも素晴らしかったですし、当店の『DAN NELSON DAYS(Shades 1459)』で判明したように、実はダン・ネルソン時代も凄かった。しかし、ANTHRAXの全盛期と言ったらジョーイ時代以外にあり得ない。それも、ダン・スピッツまでそろった「あの5人」こそがトドメを刺すのです。本編は、その「黄金の5人」の凄味を満喫できるマルチカメラ・プロショットなのです。これぞ、ANTHRAX。「1991年2月4日オーバーンヒルズ公演」のマルチカメラ・プロショット。JUDAS PRIESTやMETALLICA、MEGADETHなど、数々なバンドのプロショットが流出している会場でして、本作はそのANTHRAX篇。卓直結の音声は歓声がほとんどなく、臨場感の面では今ひとつなものの、逆に切れ味鋭いリフとビートが徹底的にシャープに刻みまくる。流出系の生々しさが美味しい極上品です。IRON MAIDENの前座だけに約1時間のショート・セットですが、公式映像『LIVE NOIZE』でも観られなかった「I Am The Law」や「Time」「Madhouse」も披露。レアなTHE WHOのカバー「Won't Get Fooled Again」も飛び出す必見作です。Live at The Palace of Auburn Hills, Auburn Hills, MI, USA 4th February 1991 PRO-SHOT 1. Blues Brothers Intro 2. Time 3. Madhouse 4. Caught In A Mosh 5. Keep It In The Family 6. Got The Time 7. Indians 8. Antisocial 9. I'm The Man 10. Won't Get Fooled Again 11. I Am The Law Joey Belladonna - Vocals Scott Ian - Rhythm Guitar Dan Spitz - Lead Guitar Frank Bello - Bass Charlie Benante - Drums PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 56min.