スラッシュ/ダフ・マッケイガンの正式復帰から6年、再編初のフル・プロショットだった『ROCK IN RIO 2017』から5年。遂に、2本目の超・決定フル映像が誕生です。その決定映像が撮影されたのは「2022年9月8日リオ・デ・ジャネイロ」公演。そう、世界最大級のロックフェス“ROCK IN RIO”に出演した際のマルチカメラ・プロショットです。ガンズと言えば、2ヶ月後に迫った再来日が注目の的。本作は、その予習にも最高のフル・プロショットでもあります。その辺の状況を整理する意味でも、まずは現在進行形のツアー・スケジュール全景から振り返ってみましょう。2020年・1月31日:マイアミ公演・3月14日:メキシコシティ公演 2021年・7月31日ー10月3日:米国(25公演)2022年・6月4日ー7月15日:欧州(15公演)・9月1日ー10月23日:中南米(20公演)←★ココ★・11月5日ー12日:アジア(4公演)・11月18日ー12月10日:オセアニア(8公演)これが現在までに公表されている“2020 Tour”の全体像。来日の直前まで中南米を巡っており、本作の“ROCK IN RIO”はその3公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを伝える本作は、まさに極上。“ROCK IN RIO”は名プロショットの宝庫として有名ですが、何でもかんでも極上というわけではありません。放送地域や配信環境によってクオリティがまちまちで、特に現在のようにショウから間もないタイミングだと音切れや一時停止するダメ・マスターも紛れています。もちろん、当店ではそうしたマスターは一切使用していない。様々なバンド/アーティストの最新“ROCK IN RIO”映像を扱っておりますが、いずれもベスト・マスターからDVD化されたものです。しかも、本作はその中でも最高峰に君臨するもの。他バンドはDVD1枚に収めておりますが、ガンズのショウ自体が160分超えというモンスター。本作はDVD2枚組でたっぷり収録しているのです。その完全オフィシャル級クオリティで描かれるのは5年前の『ROCK IN RIO 2017』を彷彿とさせつつ、一風変わったフルショウ。再編ガンズのフル・プロショットは本作と『ROCK IN RIO 2017』しかありませんので、ここで比較しながらセットを整理しておきましょう。アペタイト・フォー・ディストラクション(7曲)・It's So Easy/Mr. Brownstone/Welcome To The Jungle/Rocket Queen/Sweet Child O'Mine/Nightrain/Paradise Cityユーズ・ユア・イリュージョン(8曲)・I:Double Talkin' Jive/Live And Let Die/November Rain/Don't Cry・II:Estranged/You Could Be Mine/Civil War/Knockin' On Heaven's Door その他(8曲)・オリジナル:Patience/Chinese Democracy/Better/Absurd(★★)/Hard Skool(★★)・その他カバー:Slither(★)/Attitude/Wichita Lineman ※注:「★」印は『ROCK IN RIO 2017』で観られなかった曲。特に「★★」印はプロショット・シリーズ『NOT IN THIS LIFETIME SELECTS』にもなかった曲。……と、このようになっています。5年前の『ROCK IN RIO 2017』では演奏しなかったVELVET REVOLVERの「Slither」も美味しいですが、それ以上なのが新曲の「Absurd」「Hard Skool」でしょう。再編ガンズにはフルではないプロショット・シリーズ『NOT IN THIS LIFETIME SELECTS』もありますが、この2曲はそこでも観られないレパートリーなのです。大方の予想通りなのか、はたまた想定外なのか。再編から6年が経っても安定した活動を続け、その一方で新作アルバムは発表されていないGUNS N’ ROSES。そんな中でも世界中のコレクターの予想を裏切ったのは、6年の間にフル・プロショットが2本しか登場しなかったことでしょう。本作は、その貴重で最高峰の2本目です。『ROCK IN RIO 2017』の興奮が甦り、2ヶ月後に迫った再来日への期待で胸が焦げ付く絶対映像。「2022年9月8日ROCK IN RIO公演」のマルチカメラ・プロショット。ベスト・マスターからDVD化したクオリティは完全オフィシャル級で、160分超えという怪物級のフルショウを2枚組に収めました。スラッシュ/ダフが復帰してからのフル・プロショットは『ROCK IN RIO 2017』と本作しかなく、前作では演奏しなかったVELVET REVOLVERの「Slither」や「Absurd」「Hard Skool」も楽しめる絶対映像です。Parque Olimpico, Rio de Janeiro, Brazil 8th September 2022 PRO-SHOT Disc 1(80:00) 1. Intro 2. It's So Easy 3. Mr. Brownstone 4. Chinese Democracy 5. Slither 6. Welcome To The Jungle 7. Better 8. Double Talkin' Jive 9. Live And Let Die 10. Estranged 11. Rocket Queen 12. You Could Be Mine 13. Attitude 14. Absurd 15. Hard Skool Disc 2(82:44) 1. Civil War 2. Band Introductions 3. Slash Guitar Solo 4. Sweet Child O' Mine 5. November Rain 6. Wichita Lineman 7. Knockin' On Heaven's Door 8. Nightrain 9. Patience 10. Don't Cry 11. Paradise City Axl Rose - lead vocals, piano, percussion Slash - guitars, occasional backing vocals Duff McKagan - bass, vocals Dizzy Reed - keyboards, piano, backing vocals, percussion Richard Fortus - guitars, backing vocals Frank Ferrer - drums, occasional backing vocals Melissa Reese - synthesizers, keyboards, backing vocals, sub-bass, programming PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.163min.(Total)