『THUNDERSTEEL』ライヴ再び! 4年前に列島を沸かせ、『LIVE IN JAPAN 2018』を生み出した大名盤の完全再現コンサート。その海外版とも言うべき極上プロショットが登場です。大名盤ライヴの再演が実現したのは「2022年10月2日ヴュルツブルク公演」。メタルフェス“KEEP IT TRUE RISING II”に出演した際のマルチカメラ・プロショットです。このタイトルでピンと来た方もいらっしゃると思いますが、リリースされたポール・ディアノ篇が大好評を博しているプロショット・シリーズのRIOT V篇なのです。彼らもまた幾多のバンド/アーティストと同じく活動を再開したばかり。まずは、そんな彼らの近況をスケジュールでチェックしてみましょう。2022年・4月22日:サンアントニオ公演・4月23日:ヒューストン公演・5月13日:サギノー公演・5月14日:シカゴ公演・6月4日:アトランタ公演・7月8日:ベイシティ公演・10月2日:ベイシティ公演 ←★本作★・10月29日ー11月3日:KISSS KRUISE XI出演・11月18日:ロサンゼルス公演・11月20日:ティフアナ公演 2023年・5月20日:アテネ公演 これが現在までに公表されている2022年/2023年のRIOT V。『ARMOR OF LIGHT』をリリースした2018年には80年代以来という精力的なライヴ活動を行っていましたが、これから飛躍を期そうという時に新型コロナ・パンデミックが発生してしまいました。今年になってようやくライヴ再開にこぎ着けたわけですが、まだまだ公演数も少なく手探り状態。全公演のセットは分からないものの、ライバルバンドが集うフェスでは起爆剤とばかりに『THUNDERSTEEL』完全再現ショウをブチかましたわけです。そんなショウを伝える本作は、極上級の配信プロショット。会場はちょっと広めの体育館くらいのようでカメラ台数はそれほど多くはありませんが、その分密着感たっぷりのドアップも多く、何より画質・音質が完全オフィシャル級。それこそ『LIVE IN JAPAN 2018』と並べてもまったく劣らない映像美です。そんなクオリティで描かれるのは、まさに「動くTHUNDERSTEEL+α」となるフルショウ。フェス出演だけに再現パート以外はそれほど長くはないのですが、『LIVE IN JAPAN 2018』とは異なるセレクト。比較しながら整理しておきましょう。サンダースティール(完全再現)・全曲:Thundersteel/Fight Or Fall/Sign Of The Crimson Storm/Flight Of The Warrior/On Wings Of Eagles/Johnny's Back/Bloodstreets/Run For Your Life/Buried Alive (Tell Tale Heart) その他(4曲)・Victory(★)/Magic Maker(★*)/Swords And Tequila/Warrior ※注:「★」印は公式『LIVE IN JAPAN 2018』で観られなかった曲。「*」印はハリー・コンクリン(JAG PANZER)がゲスト参加。……と、このようになっています。ショウはいきなりの完全再現でスタートし、それ以外は再現後の4曲のみ。『ARMOR OF LIGHT』の「Victory」も美味しいですが、それ以上にポイントなのが「Magic Maker」。『LIVE IN JAPAN 2018』で聴けないだけでなく、JAG PANZERのハリー・コンクリンがゲスト参加。コンクリンは『THUNDERSTEEL』前夜の1986年にRIOTで謳っていたシンガー(当時はマイケル・ストライクと名乗っていました)で、本作でもメタリックなデュエットを聴かせるのです。またヘルプと言えば、ギター。本来のギタリストであるニック・リーはツアーに先立つリハーサル中に緊急搬送されて入院。先日無事に退院したようですが、まだリハビリ中の為にツアーには参加しておらず、本作では以前から時折サポートしていたランス・バーニューオールドが代役を務めています。ポール・ディアノやDIAMOND HEAD、TYGERS OF PAN TANG、SATAN、HOLOCAUST、VENOM INC.、GRIM REAPER等々など……往年の名バンド達が一堂に会した“KEEP IT TRUE RISING II”。その中でも大名盤再現ステージでひときわ輝いていたRIOT Vを極上マルチカメラ・プロショットで楽しめる大傑作です。まさに「目で観るTHUNDERSTEEL」となる1枚。大名盤『THUNDERSTEEL』完全再現が行われた「2022年10月2日KEEP IT TRUE RISING II公演」のマルチカメラ・プロショット。カメラ台数はそれほど多くはありませんが、その分密着感たっぷりのドアップも多く、何より画質・音質が完全オフィシャル級の銘品です。『THUNDERSTEEL』完全再現の他、公式『LIVE IN JAPAN 2018』では観られなかった「Victory」「Magic Maker」も披露。後者では元メンバーで現JAG PANZERのハリー・コンクリンがゲスト参加しての重金属デュエットも楽しめます。Posthalle, Wurzburg, Germany 2nd October 2022 PRO-SHOT 1. Intro 2. Thundersteel 3. Fight or Fall 4. Sign of the Crimson Storm 5. Flight of the Warrior 6. On Wings of Eagles 7. Johnny's Back 8. Bloodstreets 9. Run for Your Life 10. Buried Alive (Tell Tale Heart) 11. Victory 12. Magic Maker * 13. Swords and Tequila 14. Warrior PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.71min. Todd Michael Hall - Vocals Mike Flyntz - Guitar Lance Barnewold - Guitar Don Van Stavern - Bass Frank Gilchriest - Drums Harry Conklin - Guest Vocals *