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2014年に実現した世紀の共演ツアー“ON STAGE TOGETHER Tour”。日本では叶わなかったゴージャスな夜をフル体験できる映像作が登場です。そんな本作が撮影されたのは「2014年３月14日ワシントンD.C.公演」。その絶景オーディエンス・ショットです。両雄は80年代後半から知り合い同士ではありましたが、2013年５月13日に行われたチャリティ・コンサート“Robin Hood Foundation”で初共演。そこで意気投合し、共演ツアーが実現する事になりました。当時の記憶を呼び起こす為にも、まずはプロジェクトの全景を振り返ってみましょう。2014年・２月８日ー３月16日：北米（21公演）←★ココ★ 2015年・１月30日ー２月22日：オセアニア（10公演）・３月16日ー４月18日：欧州（21公演）これが“ON STAGE TOGETHER Tour”の全体像。大きく３レッグで世界を沸かせたわけですが、本作のワシントンD.C.公演は言わば「始まりの終わり」。冒頭「北米」レッグの終盤19公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを真空パックした本作は、当時大いに話題となった名作映像。ステージ左側から捉えたワンカメ映像なのですが、とにかく果敢なズームと美しい映像が見事。思いっきり引くと結構な距離があると分かるのですが、そこからグイグイと迫りまくり、最ズームではポール・サイモンやスティングのウェイスとアップが画面いっぱいになる。そこまで激しいズームだと画質が甘くなったり、手ブレで見にくくなりがちですが、そうはならないところが本作の凄み。当時の最新機材を使っているのでしょうが、「2014年のカメラってこんなに高画質だったっけ？」と思うほどに美しい。極わずかに生じるエッジもフィルム的な美しさになっているから驚きます。そして、超ズームをしても観やすい安定感も衝撃的。手ブレ防止機能の発達した現代なら分かりますが、本作はそれ以前の映像。しかも、どうやら三脚も使っていない模様。スティングやポールが定位置からあまり動かないとは言え、２人の絡みなどはしっかり追って画面中央に収めつつ、ブレない。カップリング・コンサートは約２時間40分という長丁場なのですが、撮影者の常人離れした集中力には完全に脱帽です。そんな絶景で画かれるのは、両雄による名曲の宝箱。ショウは大きく「ポール／スティング共演」「スティング・ソロ」「ポール・ソロ」の３つのセクションがあり、それらをローテーションで繰り返す構成。セクションによって曲数も異なりますので、ここでざっくり整理しておきましょう。＊ポール／スティング共演#1（３曲）・スティング・ソロ#1（５曲）＊ポール／スティング共演#2（１曲）・ポール・ソロ#1（５曲）＊ポール／スティング共演#3（１曲）・スティング・ソロ#2（６曲）＊ポール／スティング共演#4（１曲）・ポール・ソロ#2（６曲＋α）＊ポール／スティング共演#5（４曲）スタートとアンコールに長めの共演セクションを置き（共演#1+5）、間はソロ・セクションを交互に配置。互いのステージを切り替える際に、１曲ずつ共演パートを挟む（共演#2-4）ようになっています。では、それぞれのセクションでどんな曲が演奏されるのか。整理してみましょう。ポール／スティング共演ステージ（10曲）・ポール・サイモン曲：The Boy In The Bubble／Mother And Child Reunion／The Boxer／Bridge Over Troubled Water／Late In The Evening・スティング曲：Brand New Day／Fields Of Gold／Fragile／Every Breath You Take・カバー：When Will I Be Loved? スティングのソロ・ステージ（11曲）・ポリス曲：Every Little Thing She Does Is Magic／Driven To Tears／Walking On The Moon／Message In A Bottle／Roxanne・ソロ曲：Englishman In New York／I Hung My Head／The Hounds Of Winter／They Dance Alone／Desert Rose・カバー：America ポールのソロ・ステージ（11曲＋α）・グレイスランド：Graceland／That Was Your Mother／Diamonds On The Soles Of Her Shoes／You Can Call Me Al・その他：50 Ways To Leave Your Lover／Dazzling Blue／Still Crazy After All These Years／Me And Julio Down By The Schoolyard／Hearts And Bones／The Obvious Child・カバー：Mystery Train (Wheels) ……と、このようになっています。スティングとポールのステージは基本的に普段のソロ公演に近いものの、スティングがサイモン＆ガーファンクルの「America」を演奏したりもします。目玉なのはやはり「共演」セクション。ややポール重視に必殺の名曲がセレクトされつつ、「Brand New Day」のような捻りも効かせている。そして、最後の最後に登場するのはリンダ・ロンシュタットでも有名なTHE EVERLY BROTHERSのカバー「When Will I Be Loved?」。２人だけでアコギをかき鳴らしつつ、１本のマイクに向かって２人声を重ねていく。まさに“ON STAGE TOGETHER Tour”の意義を象徴するような名シーンで本作は幕を閉じます。ポピュラー音楽史に大量の名曲群を刻んできた両雄。本作は、その豪華共演の現場を絶景体験できる文化遺産です。しかも、単に貴重なのではなく、膨大な名曲を２時間40分に渡ってお腹いっぱい味わえる音楽傑作でもある。浸りきっても、見つめ続けても、VGMとしてただ流しても最高な映像作品。来日が叶わなかった悔しさを癒してくれる至福の２枚組です。「2014年３月14日ワシントンD.C.公演」の絶景オーディエンス・ショット。とにかく果敢なズームと美しい映像が見事。ポールやスティングのウェイスとアップが画面いっぱいになるほど迫りつつ、ボケない映像美も手ブレを起こさない安定感も絶大。「ポール／スティング共演」「スティング・ソロ」「ポール・ソロ」の３つのセクションをオーテーションで繰り返しつつ、32曲・２時間40分に及ぶ名曲の宝箱をフル体験できます。Live at Verizon Center, Washington DC, USA 13th March 2014 AMAZING SHOT!!!!!!Disc 1(80:17) PAUL SIMON/STING 1. Brand New Day 2. The Boy In The Bubble 3. Fields Of Gold STING 4. Every Little Thing She Does Is Magic 5. Englishman In New York 6. I Hung My Head 7. Driven To Tears 8. Walking On The Moon PAUL SIMON/STING 9. Mother And Child Reunion PAUL SIMON 10. 50 Ways To Leave Your Lover 11. Dazzling Blue 12. Graceland 13. Still Crazy After All These Years 14. Me And Julio Down By The Schoolyard PAUL SIMON/STING 15. Fragile STING 16. America 17. Message In A Bottle Disc 2(78:52) 1. The Hounds Of Winter 2. They Dance Alone 3. Roxanne 4. Desert Rose PAUL SIMON/STING 5. The Boxer PAUL SIMON 6. That Was Your Mother 7. Hearts And Bones 8. Mystery Train/Wheels 9. The Obvious Child 10. Diamonds On The Soles Of Her Shoes 11. You Can Call Me Al PAUL SIMON/STING 12. Bridge Over Troubled Water 13. Every Breath You Take 14. Late In The Evening 15. When Will I Be Loved? Paul Simon - Guitars, Vocals Mark Stewart - Guitars, Saxophone, Wind Instruments, Vocals Bakithi Kumalo - Bass, Percussion, Vocals Vincent Nguini - Guitars, Vocals Jamey Haddad - Percussion Jim Oblon - Drums, Guitars, Vocals Mick Rossi - Piano, Hammond Organ, Harmonium, Percussion, Celesta Andy Snitzer - Saxophone, Synthesizer, Flutes C.J. Camerieri - Trumpets, French Horn Bruce "Sunpie" Barnes - Accordion, Harmonica, Vocals Sting - Vocals, Bass, Guitars Dominic Miller - Guitars Vinnie Colaiuta - Drums David Sancious - Keyboards Peter Tickell - Electric fiddle Jo Lawry - Vocals COLOUR NTSC Approx. 159min.

拡大表示	Paul Simon Sting ポール・サイモン スティング/WA,USA 2014 Complete 販売期間: 価格: 1,649円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる