THE BAND GEEKSとの新作『TRUE』が大絶賛を巻き起こしているジョン・アンダーソン。その最新ステージを本生体験できる傑作映像がリリース決定です。そんな本作が撮影されたのは「2024年9月27日スタテンアイランド公演」。その絶景オーディエンス・ショットです。当店ではジョン&THE BAND GEEKSの活動開始から数々の傑作でレポートしてきました。その歩みを代表作と共に振り返り、本作のポジションも確かめてみましょう 2023年・4月14日ー5月16日:北米#1(12公演)←※WESTBURY 2023他・7月9日ー8月9日:欧州(11公演)2024年・5月30日ー6月27日:北米#2(12公演)←※HERSHEY 2024・7月21日ー8月16日:北米#3(9公演)《8月23日『TRUE』発売予定》・9月11日ー27日:北米#3(7公演)←★ココ これが現在までに実現したTHE BAND GEEKSとの活動概要。おおよそはアルバム『TRUE』の発売前であり、リリース後は短い「北米#3」を行ったのみ。今後の予定は発表になっていませんが、新作はあまりにも大好評ですし、近いうちに次の一手も公表されるのではないでしょうか。実際『TRUE』はプログレ専門サイトprogarchives.comで「4.17」、評価サイトの最大手Rate Your Musicでは「3.57」というハイスコアを叩き出しています。これはジョンのソロの最高得点を更新しているだけでなく、本家YESを含めても『リレイヤー』や『究極』以来という超・高評価。商業的にはともかく、音楽的には(何度目かの)ピークを迎えているのは間違いありません。本作が撮影されたのは、そんな栄光ムードに包まれた「北米#3」。その千秋楽でもありました。本作は、そんなハイライトのステージを本生100%体験できる映像作品。ステージ右側から撮影されたオーディエンス・ショットなのですが、スタンド席らしく視点が高いのがポイント。遮蔽物なく広々と開けた絶景なだけでなく、ステージ上のジョンとほぼ同じ目線の高さでじっくりと見つめられる。そして、そんな絶景から攻めるズームが果敢。アップにしなくても見応えがあるほど近かったりもするのですが、そこからグイグイどんどん寄りまくり。ジョンの半身で画面いっぱいになり、それがウェストアップだけになり、遂には顔面ドアップが画面からハミ出す。思いっきり引くとメンバー全員を一望できる距離でもあり、凄まじいズーム幅のダイナミズムで頭がクラクラしそうです。そんなダイナミック・ショットで描かれるのは、究極的に絞り込まれたコアなフルセット。実のところ、「北米#3」の全7公演中3公演はCARL PALMER’S ELP LEGACYとのカップリングであり、最終日(本作)もその1つ。そのため、これまでの作品群より短いのですが、そこに『サード・アルバム』『こわれもの』『危機』の必殺曲だけを濃縮。そこに新曲「Shine On」を混ぜ込んだ特濃セットなのです。今この瞬間も、世界中で「YESよりもYES」と賞賛されているジョン・アンダーソン。未だ来日の報が届きませんが、奇跡の復活を日本が実体験できないなんて絶対に間違っています。そのはやる胸を一層熱く焦げ付かせてくれる罪深き1枚。新作『TRUE』も大好評なジョン・アンダーソンの最新映像がリリース。ステージ右側から果敢なズームもダイナミックなオーディエンス・ショットで、ツアー最終日を絶景体験できます。St. George Theatre, Staten Island, NY, USA 27th September 2024 AMAZING SHOT!!! 1. The Firebird Suite 2. Yours Is No Disgrace 3. Close to the Edge 4. Shine On 5. Heart of the Sunrise 6. And You and I 7. I've Seen All Good People 8. Starship Trooper 9. Roundabout (Jon brings Janee onstage for brief dance)*楽しそう! Jon Anderson - Vocals, percussion Richie Castellano - Bass, vocals Andy Graziano - Guitar, vocals Chris Clark - Keyboards, vocals Robert Kipp - Keyboards, guitar, vocals Andy Ascolese - Drums COLOUR NTSC Approx.86min.