GENESIS初来日、衝撃の新発掘オリジナル・マスターのライヴアルバムが登場です。今までも幾多の名作タイトルを生んできた1978年の初来日ですが、本作はそのどれとも違うもの。37年の時空を越えて新発掘されただけでも驚きなのですが、それ以上に驚異的なのは、極上のサウンド。今までに聴いたこともない最高音質のライヴアルバムなのです。この日の最高ではありません。ジャパンツアー全体、いえ、1978年ツアー全体でもこれ以上の音源にはお目にかかったことがないレベルなのです。今回発掘されたマスターは、ジャパンツアー2日目の「1978年11月28日中野サンプラザ公演」を収めたオーディエンス録音。しかし、そのサウンド・クオリティは“オーディエンス”と呼ぶのが躊躇われるほど。古くから「IZAKAYA」「FRONT ROW」でも知られるライヴですが、それらとはまったく違う……と言いますか、比較になりません。生々しい拍手から客席録音なのは確実なのですが、そのダイレクト感たるや客席録音のレベルではない。シンセやヴォーカルはもとより、ツインドラムもベースも滑らかで潰れも割れもなく、それはそれは美しく録られている。録音ポジションは分かりませんが、会場の残響も少なく、演奏が始まってしまうと客席録音であることをすっかり忘れてしまうほど端正。それこそサウンドボード、いや、出音の自然な鳴りやバランスはそれ以上。これが最新デジタル機材の録音なら納得もしますが、70年代とは……。それだけのサウンドを実現している鮮度も衝撃。ヨレや歪み、ダビング劣化がないだけでも感激なのですが、それ以上に37年の時間がまったく感じられない。ダリル・スチューマーのアルペジオは粒立ちもきめ細やかで、トニー・バンクスのシンセは空気の振動までも滑らか。まるで、このテープだけ時間が止まっていたかのように新鮮で瑞々しいサウンドなのです。もちろん、そのサウンドの鮮度を最大限、大切にしたマスタリングに仕上げました。オリジナル・マスターはいきなり演奏が始まり、中盤の「酔っ払いの話です……」MCでテープチェンジのカットがありましたので、その部分を既発「FRONT ROW」で補填しました。演奏とは関係ないシーンですが、爆笑の名MCですので完全版でお楽しみいただけます。そんな美麗サウンドで広がるライヴは、筆舌に尽くしがたいほど素晴らしい。“3人が残ったGENESIS”ではありますが、未だしっかりとプログレッシヴ・ロックのフィールドに足を置き、「Ripples」「One For The Vine」「The Cinema Show」といった5人時代・4人時代の大作もたっぷり。そんな楽曲を演奏するアンサンブルは、準メンバーのダリルとチェスター・トンプソンを迎えて「SECONDS OUT」よりもさらに安定感を増し、ついに完成の域に達しています。そして、その精緻なアンサンブルはもとより、そのシンフォニックな響きだけでも大感動のサウンドで荘厳・重厚・壮麗にして幻想的な音楽世界を完璧に描き出してくれるのです。もちろん、今や伝説とさえなっているフィル・コリンズの日本語MCもばっちり収録。静かな会場にフィルの日本語がクリアに響き渡り、観客の大爆笑を呼ぶ。残念ながら「私と一緒に東京の居酒屋へ行きましょう」に対する観客の返し「いいぞ、とっつぁん!」は聞こえませんが、いかにも外人らしい日本語も助詞のひとつさえ正確に聴き取れるほどクリア。「The Cinema Show」を紹介する“結局なにもしないロミオの話”も、経験したことがないほどハッキリと聴けるのです。思い起こせば、70年代末は受難の時代でした。KING CRIMSONはとうになく、PINK FLOYDは遠く手の届かない存在となり、YESやEL&Pには“何か違う”としか思えなかった1978年。あの時代、日本に大スペクタクルのシンフォニック・ロックを届けてくれたのは、他でもないGENESISでした。その後、彼らも別の世界へ旅立ちますが、その直前に美しくも複雑で幻想的な音楽を私たちに魅せてくれたのです。正直なところ「日本公演のライヴアルバム」とは言っても、聴いてみると海外公演と何が違うのか分からないものも多いものです。しかし、本作には日本語まで駆使して観客を熱狂させたショウマンシップが濃厚に刻まれている。その“日本以外にあり得ない”ライヴを、史上最高峰のサウンドで2015年に届けてくれる1本です。GENESISファンはもとより、あの時代も、そして今も、変わらずプログレッシヴ・ロックを愛し続けている皆さんへ。この決定的な“LIVE IN JAPAN”をお届けします。
Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 28th November 1978 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1(61:55)
1. Intro 2. Eleventh Earl Of Mar 3. In The Cage 4. Burning Rope 5. Ripples 6. Deep In The Motherlode 7. One For The Vine 8. Squonk
Disc 2(61:43)
1. MC 2. Say Its Alright Joe 3. The Lady Lies 4. The Cinema Show 5. Afterglow 6. Follow You Follow Me 7. Dance On A Volcano 8. Drum Duet 9. Los Endos 10. I Know What I Like
Phil Collins - Vocals, Drums, Percussion Mike Rutherford - Bass, Guitar Tony Banks - Keyboards Chester Thompson - Drums & Percussion Daryl Stuermer - Guitar





























