ヴァン・ヘイレンがメジャーデビューの一年前に、キッスのジーン・シモンズの援助を受けて製作された、通称「GENE SIMMONS DEMOS 1976」の音質アッパー版を収録。音質は素晴らしいが若干、モコモコした印象だった音像がよりクリアーで聴きやすいサウンドでグレードアップ。高域の抜けに優れた、スッキリした音像で収録されており、同音源の決定盤に相応しい内容になっています。既発に比べ、音質の差は歴然としており、全てのファンが初めて接するであろう、ブライトな輝きに満ちた「GENE SIMMONS DEMOS」のサウンドに大いに驚かれると思います。ヴァン・ヘイレン版デッカ・テープスとも言える本盤の内容は、音の劣化も全く無く、どのレベルのファンでも大いに楽しめる一枚です(もちろん、完璧なステレオ・サウンドボード録音)レコーディングそのもはは1976年5月にロスアンゼルスはヴィレッジ・レコーダー・スタジオで行われ、マスタリングはニューヨークのエレクトリック・レディランドで行われています。ヴァン・ヘイレンは当時スターウッド・クラブに出演しており、そのライヴを観たキッスのジーン・シモンズが彼らを気に入ってデモテープの制作を援助を快諾。そして完成したのがこの「GENE SIMMONS DEMOS」です。ギターが左右に2本あり、さらにギター・ソロは中央に配置され、コーラスもしっかりしており、非常に完成度が高いデモテイク集です。収録時間33分で、ちょうどアルバム1枚分にあたる内容。後のアルバムに収録される曲や断片的に使用されるリフなども聴けるが、未発表曲が多いのが特徴。「Woman In Love」は2ndアルバム収録曲とは同名異曲。このデモではプロ・デビューに至らず、1年以上経った1977年11月にワーナーと契約することになりますが、内容・音質・価値と、どれをとってもヴァン・ヘイレンの初期音源の中では第一級のタイトルであり、本編ライブ盤「PASADENA ON FIRE」同様に、全てのファン必聴・必携間違いありません。 Originally recorded at Village Recorder Studio, Los Angeles, CA. USA May 1976 STEREO SBD(UPGRADE) 1. On Fire 2. Woman In Love 3. House Of Pain 4. Runnin' With The Devil 5. She's The Woman 6. Let's Get Rockin' 7. Big Trouble 8. Somebody Get Me A Doctor 9. Babe, Don't Leave Me Alone 10. Put Out The Lights