2001年「WAR TO END ALL WARS」USツアーより、3月18日のアトランタ公演を、驚異的なまでのダイレクト感を誇る最高レベルの超高音質オーディエンス録音で完全収録。短命で終わったヨルン・ランデ在籍期のイングヴェイでのライブを、空前絶後のサウンドで堪能することができます。音のバランスも最高で、ヨルンのボーカルもイングヴェイのギターも、驚く程にクリアーなサウンドで収録されています。このツアー後に解雇されてしまうジョン・マカルソのドラムもタイトでクリアに収録されており、ランディ・コーヴェンのベースも全てのノートがはっきりと聴き取れるほどに、こちらも同じく分離感抜群のサウンドで収録されています。それでいて、オーディエンス録音ならではの空気感や絶妙な音の広がりもしっかりと楽しめると言う、まさに理想的なサウンドで、レア時期のイングヴェイのステージを楽しむことができます。前年、マーク・ボールズをボーカルに迎え「WAR TO END ALL WARS」を製作するものの、ツアーのギャラが折り合わず、マークが離脱、ちょうど12月にディオ&ウォーロックとのツアーが組まれており、数公演をジェフ・スコット・ソートが務め、以降をヨルンが務めました。結局、イングヴェイとの大喧嘩の末、ヨルンはUSツアー途中にして脱退しまうわけですが(しかたなく、イングヴェイは数公演をボーカル抜きで行っています)、ヨルンのボーカリストの実力は誰もが認めるところであり、凄まじい声量と高域の見事なコントロールはまさに圧巻で、声の艶や質感はイングヴェイの楽曲にはバッチリはまっており、歴代のボーカリストの中でもベストの一人であることは間違いないでしょう。(専門誌の海外ライブ・レポでも「ヨルンはこれまでのイングヴェイのシンガー達と比べても、このバンドに相応しいのではないか」と絶賛されています。)同会場では4か月前の2000年12月12日でもディオとのライブが行われていますが、パッケージライブゆえショートセットでしたが、本公演は勿論、フルセットのコンサートであり、理想的なサウンドで、ヨルンがボーカルを務めた「WAR TO END ALL WARS」ツアーのライブを楽しむことができます。(ドラマーのジョン・マカルーソもヨルンと共に離脱しており、ヨーロッパと日本公演はティム・ドナウが務めています。)熱狂的なファンの前で、バンドは勢いに満ちたショウを展開しており、イングヴェイも、場内のリアクションにはご満悦らしく、各所で、熱いMCや煽りを聞かせます。コンサート後半での「ベスト、ベスト、ベストなメンバー!」と叫びまくるイングヴェイのメンバー紹介も、この後起こる大問題やイングヴェイの来日時でのヨルンやジョンに対する辛辣なコメントを考えると「?」な感じではありますが、とにかく、全体が一丸となったまとまりのある演奏は最高です。このツアーでお馴染みのPreludium~Wild Oneでは最初ボーカルマイクがオフ気味になってたり、I'll See The Light Tonight前ではタイトルコールするものの、機材の関係か、上手くスタート出来なかったりするマイナートラブルもありますが、ライブは流れ・内容ともに素晴らしく、聴き応えのあるパフォーマンスをたっぷりと楽しむことができます。音質・価値・内容、三拍子揃った久々のイングヴェイ最強タイトルの登場です! Live at Masquerade, Atlanta, GA. USA 18th March 2001 PERFECT SOUND Disc 1 1. Intro. 2. Rising Force 3. Catch 22 4. Bed Room Eyes 5. Crucify 6. Adagio 7. Far Beyond The Sun 8. Preludium 9. Wild One 10. Bad Reputation Disc 2 1. Guitar Solo 2. Trilogy Suite Op:5 3. Red House 4. Badinerie 5. Masquerade 6. Member Introduction 7. Seventh Sign 8. Guitar Intro. 9. Black Star 10. I'll See The Light Tonight Yngwie Malmsteen- Guitar, Vocals Jorn Lande - Vocal Mats Oloussan - Keyboards Randy Coven – Bass John Macaluso - Drums