イングヴェイ・マルムスティーンが「ATTACK!!」発表後に実現した2002年のジャパンツアーより、初日に当たる12月3日・川崎公演が、トレーダー間でも一切知られていない高音質DATマスターを用いた、ファン必聴の2枚組でリリース決定です。元RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOWのドゥギー・ホワイトをヴォーカルに起用し、日本のファンを喜ばせた2002年のライヴ。その中でもとりわけ熱気に包まれた初日の演奏を、優れたオーディエンス・サウンドで満喫できます。長らくソロの名義で活動したイングヴェイが、久しぶりに"RISING FORCE"の名義を用いた1999年の「ALCHEMY」は、マーク・ボールズをヴォーカルに再起用した事もあって、ファンの高い注目を集めました。こ うしたイングヴェイの"原点回帰"と"さらなる進化"を特に歓迎したのが日本のファン。'99年の「ALCHEMY」ツアー後、2001年6月には東京で オーケストラとの共演ライヴを実現させ、さらにその1ヵ月後(2001年7月)にはバンドとしての再来日も実現。日本での根強い人気にイングヴェイもしっ かりと応えていました。しかしイングヴェイとマークのコンビネーションは、それまでと同様に波乱の連続でした。2000年のアメリカツアーではヨルン・ランデが起用されたかと 思えば、ヨルンが短期でバンドをを離れてマークが再加入。2001年の「WAR TO END ALL WARS」では引き続きマークが歌ったものの、同年7月の来日公演終了後には完全に決裂してしまいました。その後イングヴェイが白羽の矢を立てたのが、元RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOWのドゥギー・ホワイト。彼を迎えて2001年暮れの南米ツアーを行ったのち、2002年には彼をフィーチャーした新作「ATTACK!!」を発表したのです。本作ではその「ATTACK!!」に伴う2002年ジャパンツアーから、初日に行われた12月3日の川崎公演を、完全初登場となるオリジナルDATマス ターから音盤化。同公演は「FIRST ATTACK!!」のように優れた既発音源が知られていますが、本作ではそれらを上回るサウンドで、ライヴの全編を楽しめます。この「ATTACK!!」ジャパンツアーでは、クラブを中心とした会場をサーキットしていたのが特徴でした。本音源でもその「ファンとバンドの距離が近 い」迫力あるサウンドが大きな魅力。DATならではのクリアな見通し、ステージを至近距離に感じるようなダイレクト感は、オープニングの「Rise Up」から素晴らしいの一言です。イングヴェイの荒れ狂うようなギターはもちろん、ドゥギーの安定感あるヴォーカルは序盤から絶好調。パトリック・ヨハン ソンのパワフルなドラミングも、聴き手に強烈な印象を与えるでしょう。ライヴは「Rise Up」に始まり、「Ship Of Fools」・「Stronghold」と、「ATTACK!!」からの新曲を3連発。イングヴェイならではのバロックに根ざしたギター・プレイに、メロ ディアスでありながらハードな楽曲は、序盤から凄まじい勢いで聴き手を圧倒します。まさに"イングヴェイ印"といった曲想の「Ship Of Fools」や、重厚な「Stronghold」は、熱心なイングヴェイ・ファンにとって堪らないナンバーでしょう。いきなりの新曲パートに続いては、ファンが聴きたいと思う代表曲を楽しめます。イングヴェイのギターをじっくり聴き込ませる「Icarus Dream Suite Op.4」と、彼の代表曲「Far Beyond The Sun」のメドレーは、会場のファンを大いに喜ばせています。アコースティック・ギターで演奏される「Dreaming」は、イングヴェイの指使いが目に 浮かびそうなほどクリアな音色が素晴らしい。ドゥギーも(RAINBOWの先輩でもある)ジョー・リン・ターナーのメロディを踏襲しながら、彼らしい伸び やかな歌唱を聴かせます。ここは本作でも大きな聴き所でしょう。ライヴ中盤は再び「ATTACK!!」からの新曲が連発します。「Razor Eater」と「Attack!!」は、重厚さやハードさと優れたメロディが共存する佳曲。これら新曲を惜しげも無く繰り出す所は、イングヴェイが 「ATTACK!!」に持っていた自信を感じさせます。ディスク1のラスト「Trilogy Suite Op.5」に「Red House」ではイングヴェイがギターに歌にと大活躍です。さらにディスク2の冒頭では、オーケストラのBGMを使用して「Fugue」も披露。唯一無二 のイングヴェイ・サウンドには圧倒されます。キーボードやベース、ドラムとメンバー各人のソロを挟んだ後は、名曲「You Don't Remember, I'll Never Forget」が登場! ファンをぐっと惹き付けた後は、またもや当時の新曲「Valhalla」と「In The Name Of God」を演奏し、劇的なムードの中でセット本編を締めくくります。そしてアンコールでは「Black Star」と「Rising Force」を立て続けに演奏し、ライヴを大興奮のうちにクロージングします!ライヴでは「ATTACK!!」からのナンバーが実に7曲もセットイン。ライヴの序盤・中盤・終盤と要所に盛り込まれた新曲は、前進し続けるイングヴェ イ像を聴き手にアピールしています。これらに代表曲や人気曲を巧みにフィーチャーしたセットリストは聴き応え満点。自信とパワーに満ち溢れたイングヴェイ のパフォーマンスとともに、聴き手をノックアウトします!本作では初日ならではのエネルギッシュなステージを、極上のオーディエンス・サウンドで再現します。 Live at Club Citta, Kawasaki, Japan 3rd December 2002 PERFECT SOUND(from Original DAT Master) Disc 1(51:18) 1. Intro. 2. Rise Up 3. Ship Of Fools 4. Stronghold 5. Icarus Dream Suite Op.4 6. Far Beyond The Sun 7. Dreaming(Acoustic) 8. Razor Eater 9. Attack!! 10. Trilogy Suite Op.5 11. Red House Disc 2(46:39) 1. Fugue/Guitar Solo 2. Keyboards Solo 3. Bass Solo 4. Drums Solo 5. You Don't Remember, I'll Never Forget 6. Valhalla 7. In The Name Of God 8. Guitar Solo 9. Black Star 10. Rising Force Yngwie Malmsteen - Guitar Doogie White - Vocal Mick Cervino - Bass Patrik Johansson – Drums Joakim Svalberg – Keyboards