ゲイリー・ムーアの「RUN FOR COVER」リリースに伴うヨーロッパツアーより、'85年10月30日のドイツ・ブレーメン公演が約90分の全曲収録版で初登場です!ゲイリーは「RUN FOR COVER」リリース後の9月7日よりイギリスツアーを開始し、カーディフ公演を皮切りに各地で全16公演を披露しました。その後は本格的なワールドツアーに突入し、10月8日からはプレスCDタイトル「RUN THROUGH THE NIGHTS」(Shades)も好評な、武道館公演を含む6公演のジャパンツアーを消化しました。来日公演の終了後、10月29日からはヨーロッパ各国をサーキットする大規模な欧州ツアーをスタートします。本音源に収録されたブレーメン公演はそのツアー2日目に当たります。会場のエコーを多めに含む音響で、また低音の入力も少々強めな事から輪郭がやや拡散気味に感じる場面はありますが、バンドの演奏は定位の中央に収められている上にバランスも均整が取れており、生々しい空気感に富んだ臨場感たっぷりのサウンドを堪能できます。「Run For Cover」序盤こそ低音の歪みがややノイジーなものの、音像が持ち直した同曲中盤から「Reach For The Sky」以降は安定した録音で、きらびやかさとハードさが同居したこの時期ならではの楽音を安心して楽しめるようになります。ギターの轟音が曲想を巧みに表現する「Murder In The Skies」に「Shapes Of Things」は、同時期の他録音と較べても頭ひとつ抜け出した迫力で演奏を捉えており、フロントに押し出されたゲイリーの絶好調なギターとヴォーカルも素晴らしい聴き応えです。またこの「Shapes Of Things」の中盤では新加入のボブ・ディズリーも職人的なベース捌きを披露しており、聞き逃せないポイントになっています。ヘヴィな「Cold Hearted」と「End Of The World」からキャッチーな「Nothing To Lose」、ゲイリーのギターがあと引く感動を演出する「Empty Rooms」へと続くライヴ中盤は、この'85年ならではの様々なカラーの鮮やかな対比を楽しめます。セットでも重要な位置を占める「Victims Of The Future」は前年ツアーよりもさらに練られた演奏が秀逸で、劇的な盛り上がりは聴き手を圧倒せずにはおきません!ライヴのハイライトを飾る「Out In The Fields」はギターの切れ込むようなスピード感とニール・カーターのツボを押さえたキーボードが最高で、何度聴いてもシビれるような心の昂ぶりを味わえるでしょう。「Wishing Well」と「Back On The Streets」のアンコール2曲でビシッと締めくくるショウエンドまで、本作は全編通して聴き手にロックするゲイリーの魅力を大いにアピールしてくれます!「MONSTERS OF ROCK TAPES」シリーズにおける「Wishing Well」や「Shapes Of Things」「Out In The Fields」の各音源を聴き較べると、'80年代の解釈とパワフルな2003年バージョンとのアレンジの相違が大変興味深く、耳に馴染んだナンバーも新たな角度から、さらに掘り下げた聴き込みを楽しめるはずです。またこの'85年ライヴの模様はイギリスツアーや来日公演で優れた音源が多く残されているものの、ヨーロッパツアー開始以降は目立ったアイテムが出ておらず、特に序盤の模様をうかがえる本ブレーメン公演は重要なタイトルとして、ファン必聴盤の一つとなるでしょう。
Live at Stadthalle, Bremen, Germany 30th October 1985 TRULY AMAZING SOUND
Disc 1
1. Run For Cover 2. Reach For The Sky 3. Murder In The Skies 4. Shapes Of Things 5. Cold Hearted 6. End Of The World 7. Nothing To Lose
Disc 2
1. So Far Away 2. Empty Rooms 3. Victims Of The Future 4. Out In The Fields 5. All Messed Up 6. Rockin' Every Night 7. Wishing Well 8. Back On The Streets
Gary Moore - Guitar, Vocal Bob Daisley - Bass Neil Carter - Keyboards, Guitar, Vocal Gary Ferguson – Drums





























