大規模なスケールで行われた「TORMATO」に伴う1978年ツアーに続いて、再び1979年4月よりりスタートした北米ツアー。その9日目にあたる4 月18日のカナダはケベック公演を2時間21分に渡って、オフィシャル級の超高音質ステレオ・サウンドボード録音で完全収録した、全てのイエス・ファン、 いや全てのロック・ファン必携のスーパータイトルが登場です。「Dynamite Studio」盤などで古くからお馴染みの音源であり、幾種類もの既発盤を産み出してきた名音源ですが、本盤のクオリティは、過去に存在する全てのケベッ ク音源を凌駕しています!近年登場した真のマスタークオリティ版をダイレクトに使用。その音の質感の差は、冒頭の「CEOTK」SEからして明白で、右へ 左へとステレオでパンする極上の音の壁から「この音源は凄い!」と直感されることでしょう。既発を持っている方にこそ、ぜひ聴いてみて欲しい、まさに珠玉 のマスター音源。時代的にアナログ・リール・テープがマスターとなっていると思われますが、まるでミキシングデスクに近年のデジタル録音機を備え付けた収 録されたような、一点の音の曇りなきサウンドは、まさに圧巻!!音のバランスも完璧で、ツアー屈指の最高音質で、ショウの全貌を堪能することができます。 この音源の凄い所はカット部分が存在しないことで、I've Seen All Good People終演後、アンコールを待ちわびる歓声部分までもノンカットで収録されています。澄み切ったような音のアンサンブルで奏でられるこの時期のイエ スのスーパーパフォーマンスは最高の一言で、全ての楽音が手に取るように分かってしまうライン録音で、ここまで完璧な演奏ができるのは流石に絶頂期ならで はであり、1970年代を強烈に生き抜いたイエスの70年代最後の音の輝きがここにあると言っても過言ではないでしょう。まさにイエス・サウンドの総決算 とも言える空前のライブを堪能できます。ライン録音ゆえ、リックのキーボードがダイレクトに収録されており、その分、PAアウトからは掴みづらい、細かい 音色やプレイの数々もしっかりと聴くことができ、新鮮な発見があると当時に、リックのリズム感、タイム感の素晴らしさに改めて感服してしまう演奏を楽しめ ます。唯一の問題はビッグメドレーのSoonで、リックのシンセサイザーのピッチが狂ってしまうことで、終演後、キーボードチェックを行っている様子も 生々しく聴くことができます。ハウのソロやバッキングも全ての箇所でウルトラクリアーに聴くことができるので、これまた非常に興味深く聴き入ることができ ます。いずれにせよ31年の時を経て、この音源のマスタークオリティ版が、劣化することなく、最良の形で世に出現したのは、ファンにとってはとても嬉しい 事であり、この盤に封じ込められた別格のサウンド、そして壮絶なパフォーマンスは、これからも、多くの音楽ファンを大いに魅了し、感動を与え続けていくこ とでしょう。1979年イエスの超高品質なライブを空前絶後の最高のステレオ・ライン録音で収録したファン必聴・必携の1枚。 Live at The Quebec Coliseum, Quebec City, Quebec, Canada 18th April 1979 STEREO SBD(PERFECT SOUND) Disc 1 1. Close Encounters Of The Third Kind 2. Siberian Khatru 3. Heart Of The Sunrise 4. Future Times 5. Rejoice 6. Circus Of Heaven 7. Time And A Word 8. Long Distance Runaround 9. The Fish (Schindleria Praematurus)/Survival 10. Perpetual Change 11. The Gates Of Delirium 12. Soon 13. Don't Kille The Whale 14. Clap Disc 2 1. Starship Trooper 2. On The Silent Wings Of Freedom 3. Wakeman Solo 4. Awaken 5. Tour Song 6. I've Seen All Good People 7. Roundabout STEREO SOUNDBOARD RECORDING Jon Anderson - Vocals Steve Howe - Guitars Chris Squire - Bass Rick Wakeman – Keyboards Alan White – Drums