来日公演音源で評判の高いレーベルより、2016年ジャパン・ツアーの東京最終日となった、11月29日オーチャード・ホールでのライブを、音と映像でカップリングしたタイトルがここに。まず音源にはバンド・メンバーがステージ上で使用していた、モニタリング用非圧縮のマルチ・イヤーモニター・ソースによるライン音源と、フロント・ローからのデジタル・オーディエンス・マスターを、完全フル・マトリックスし、コンプリート収録。すっかりおなじみとなった同レーベルからの各種IEMマトリクス音源を、プロユースのマスタリングにより、本タイトルも流出ステレオ・サウンドボード音源レベルのクオリティーにて。そしてメンバーそれぞれが使用する各々ミックス・バランスの異なる複数のIEMソースと、オーディエンス・ソースを絶妙のバランスでステレオ・ミックスしたサウンドは、バンド・サウンドも完璧にセパレートな定位で収録しており、当然耳障りなオーディエンス・ノイズなども皆無。そしてクリス・スクワイアに捧げられたオープニング・フィルム「マシン・メシア」で幕を開け、『ドラマ』パート3曲+『イエスソングス』パート4曲の第1部、そして『海洋地形学の物語』パート2曲+モアに、アンコール2曲の第2部 と、構成・内容に変化はないものの、日本のみ『イエスソングス』パートが配されたことは、やはりファンにとっては嬉しいところで、最終日ということもあり全編素晴らしい演奏を披露。さらにカップリングのDVDとブルーレイには、当日の模様を良質オーディエンス・ショットで収録した映像もコンプリートで収録。ライブ全編を会場1F席中段からの、安定した良好なアングルで観れるうえ、音声パートにはもちろんハイクオリティーなCD音源ソースをマトリックスしており、しかも見事な編集に加えて、視界を遮る障害物もなく、クローズ・ショットも多用されたハイクオリティー映像は、こちらも本ジャパン・ツアーのライブ映像としてはベストと断言できるもの。特にブルーレイはその大容量を活かし、HDカメラ元素材そのままのクオリティーにて。そしてさらに東京公演初日となる11月21日の、開場前に行なわれたサウンドチェックの模様も、高音質オーディエンス音源で収録したCDもプラス。ハウの細かな指示のもと、入念に繰り返されるリハの全貌をリアルに再現したもので、こちらもやはり要チェック。 Disc One -1st Set- 1. Opening Film (Onward) 2. Intro (The Young Person's Guide to the Orchestra) 3. Machine Messiah 4. White Car 5. Tempus Fugit 6. I've Seen All Good People 7. Perpetual Change 8. And You and I 9. Heart of the Sunrise Disc Two -2nd Set- 1. The Revealing Science of God (Dance of the Dawn) 2. Leaves of Green 3. Ritual (Nous Sommes du Soleil) –encore- 4. Roundabout 5. Starship Trooper DVD & Blu-ray : 1. Opening Film (Onward) 2. Intro (The Young Person's Guide to the Orchestra) 3. Machine Messiah 4. White Car 5. Tempus Fugit 6. I've Seen All Good People 7. Perpetual Change 8. And You and I 9. Heart of the Sunrise 10. The Revealing Science of God (Dance of the Dawn) 11. Leaves of Green 12. Ritual (Nous Sommes du Soleil) –encore- 13. Roundabout 14. Starship Trooper [at Orchard Hall, Tokyo, Japan 28th November 2016 : Multiple IEM Sources + EX-Audience Source = Matrix Recordings] Steve Howe - guitar, vocals / Geoff Downes - keyboards, vocals / Alan White - drums / Jon Davison - vocals, acoustic guitar, percussion / Billy Sherwood - bass, vocals / Jay Schellen – drums