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Various Artists Yardbirds ヤードバーズ/Broadcast 1975 British Blues Rock

先週登場し、ご好評を得たラジオ番組音源の第2弾リリースです。本盤は1975年8月5日~9日の5日間に亘り放送された有名DJに よる「ロック夏季講座」の、第1回となった「ブリティッシュ・ブルース・ロック」編を収録しています。今回の講座では、彼一人がDJを務めています。微か にラジオの受信ノイズが入ったり、一ヶ所、DJトーク中にテープチェンジによる途切れがあったりしますが、流れ的に聴取上の問題はなく、全編55分間が非 常にクリアな音質で捉えられています。そのクリアさは、彼がかける古いレコード原盤のスクラッチ・ノイズまで聞き取ることができるほどです。このDJ(音 楽評論家)の見解では、ブリティッシュ・ロック(ポップス)の起源をビートルズやローリング・ストーンズとしながらも、R&Bをベースにし、より ブルースぽかったヤードバーズを筆頭に挙げているのが特徴で、クラプトン、ベック、ペイジの三大ギタリストを中心に講座を進めていきます。まずはクラプト ンとペイジのごく初期のレアなブルース・セッション曲や当時のロンドンのホワイトブルース・シーンにおける中心人物であったジョン・メイオールのバンド に、クラプトンに比肩するほど評価の高かったピーター・グリーンが在籍していた時代のナンバーを紹介しています。それから三大ギタリストそれぞれが在籍し た時代のヤードバーズの曲をかけながら、その音楽性の変化をブリティッシュ・ブルース・ロック黎明期の発展過程としています。中盤では、黒人の苦悶を表現 した「ブルース」を趣味的にコピーして演奏していただけだったのが、その後イギリスの白人なりの問題意識を加味して演奏していったことが独自の発展を生む 結果となったと発言しています。ここにこの講座の肝があります。そして、展開を見せた第2フェイズの例として、クリーム、トラフィック、ジェフ・ベック・ グループの楽曲が紹介されます。単なるブルースのコピーから始まったブリティッシュ・ブルース・シーンが独自の展開を見せていった過程がよく判ります。こ こにレッド・ツェッペリンが含まれていないのが意外ですが、これは彼がゼップを「ハードロック講座」で取り上げようと考えたからではなかったかと推測しま す。そのため、ブリティッシュ・ブルース・ロックの変遷をこの後はクラプトンのみにシフトし、ブラインド・フェイス~デレク・アンド・ザ・ドミノスで講座 を終えます。最終的にはイギリス国内に留まることなく、単独、本場のアメリカ南部に飛び込んで行ったクラプトンに、DJ自身がブリティッシュ・ブルース・ ロック変遷の縮図を見ていたと言えるのではないでしょうか。独自の渋い選曲と彼らしい解説で、初心者からマニアまで判りやすい、興味深い講座と言えるで しょう。一度は聞いてみる価値がある「ブリティッシュ・ブルース・ロック講座」。 Broadcast Date : 5th August 1975 1. DJ Talk 2. Miles Road - The Yardbirds (Eric Clapton & Jimmy Page) 3. DJ Talk 4. The Stumble - John Mayall's Blues Breakers (Peter Green) 5. DJ Talk 6. Good Morning Little Schoolgirl - The Yardbirds (Eric Clapton) 7. DJ Talk 8. Turn Into Earth - The Yardbirds (Jeff Beck) 9. DJ Talk 10. Rollin' And Tumblin' - The Yardbirds (Jimmy Page) 11. DJ Talk 12. Crossroads - Cream 13. DJ Talk 14. Heaven Is In Your Mind – Traffic 15. DJ Talk 16. I Ain't Superstitious - Jeff Beck Group 17. DJ Talk 18. Sea Of Joy - Blind Faith 19. DJ Talk 20. Lyla - Derek & The Dominos

Various Artists Yardbirds ヤードバーズ/Broadcast 1975 British Blues Rock

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1,630円 (税込)

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