TRAINとのコラボレーションで11年ぶりの新曲『Philly Forget Me Not』をリリースしたホール&オーツ。そんな彼らの最新・極上映像がリリース決定です。本作に収められているのは「2018年4月3日ポーリング」。ダリル・ホールがパーソナリティを務めるネット番組“DARYL'S HOUSE CLUB”での特別コンサートを収録したマルチカメラ・プロショットです。この番組は2007年から続いており、ダリルとさまざまなアーティストの競演が楽しめる。彼らは新曲の公開に合わせてTRAINとのジョイントで全米ツアーも発表しており、本作は、そのツアーに先駆けて配信されたスタジオライヴなのです。まずは、彼らの近況をイメージするためにも2018年のスケジュールを確認してみましょう。 《3月29日『DARYL'S HOUSE CLUB』出演》・4月3日:プライベートショウ 【本作】・4月19日+21日:北米#1(2公演)・5月1日-26日:北米#2(12公演)・6月5日-30日:北米#3(12公演)・7月13日-8月13日:北米34(13公演) そんな特別ショウを収録した本作は、問答無用の超極上オフィシャル級プロショット。もう四の五の言っても仕方がない完璧な映像美とサウンド。このまま公式作品化しても何の問題もありません。しかし、そのクオリティで描かれるショウは通常のコンサートとはちょっと違う。ガレージを模したステージセットはいかにも番組っぽく、観客は手を伸ばせば触れそうなほど近い。TRAINと気の置けないトークも随所にみられ、いかにも約47分枠のテレビ特番ムードなのです。そんなプライベート感覚たっぷりな中で演奏されるのは、往年のヒット曲ラッシュ……だけではありません。本作では8曲演奏されますが、ホール&オーツのレパートリーは半分の4曲「Out Of Touch」「Say It Isn't So」「Wait For Me」「You Make My Dreams」。そこに公開されたばかりの新曲「Philly Forget Me Not」やTRAINの代表曲「Meet Virginia」「Calling All Angels」などを演奏していきます。美味しいのは、それぞれの共演感。持ち歌は各自がメインで歌うわけですが、それだけには終わらず、互いにリードの一部を担当。ダリル、ジョン、それにTRAINのパトリック・モナハンの3人がラインを分け合い、重ね合って歌う。単なるコーラス以上の共演アレンジが豪華なのです。さらに貴重なのがTHE TEMPTATIONSのカバー「Papa Was A Rollin' Stone」。この曲は2010年にTRAINが“DARYL'S HOUSE CLUB”に出演した際も競演したナンバーで、ここではダリルをメインとしつつ、ジョンとモナハンがリード・ヴォーカルに絡んでいきます。個性の違う3人の声が交錯し、豪華に彩られる名曲たち。新曲「Philly Forget Me Not」でも相性の良さはうかがえましたが、そのコンビネーションがさらに拡大したステージです。来る全米ツアーに先駆け、その魅力をじっくりと楽しめる超・極上のマルチカメラ・プロショット。どうぞ、名曲群の新たな表情をお楽しみください。 Live at Daryl's House Club, Pawling, NJ. USA 3rd April 2018 PRO-SHOT (46:43) 1. Introduction 2. Out Of Touch 3. Say It Isn't So 4. Meet Virginia 5. Calling All Angels 6. Papa Was A Rollin' Stone 7. Wait For Me 8. Philly Forget Me Not 9. You Make My Dreams PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.47min.