マーティン・ターナーを中央に、アンディ・パウエルとテッド・ターナーが両脇を固めるオリジナル・フロントライン。日本では一度しか実現しなかった光景をプロショットで収めた1枚です。本作は収められているのは、「1991年5月23日・名古屋ボトムライン」公演。今一度、来日公演のポジションを確認しておきましょう。 ・1991年5月20日:川崎CLUB CITTA・1991年5月21日:川崎CLUB CITTA ・1991年5月23日:名古屋ボトムライン【本作】・1991年5月24日:大阪アムホール このように、名古屋公演はオフィシャルCD「LIVE - TIMELINE」にもなったライヴ。本作はその名古屋公演を当時のテレビで放送した際の映像です。そのクオリティは、さすが日本放送。完璧なマルチカメラの映像に、オフィシャル仕様にミックスされたサウンドもパーフェクトで、25年前の放送だというのに、マスターの劣化もなく、歪みやノイズもまったくありません。残念ながら曲によっては完奏ではなく、曲名テロップもいい加減(スタッフの愛情を感じさせた川崎とはまるで違いますが、これも時代感覚ですね)ではあるものの、そのまま公式DVDに収めてもいい映像美が詰まっているのです。そのクオリティで“あの3人”が並び立つ光景は………胸が詰まる。音だけでも3人の絡みは立体的で表情豊かですが、それに互いの視線や指先を確かめ合う光景が重なる。ツインの弾き分け、3人のヴォーカル分けも、音から想像するまでもなく目の前で繰り広げられるのです。アンディがテッドの肩に腕をかけ、めくるめくツインに突入する「Hard Times」。これこそ当時「一度は見たい」と思って足を運んだ光景、そして、あれから「もう一度見たい」と願い続けてきた3人の光景です。たった一度の日本公演を目撃できた方にはその想い出が鮮明に蘇り、不運にも足を運べなかった方にも、CDのイマジネーションが何十倍にも広がるプロショット。 Bottom Line, Nagoya, Japan 23rd May 1991 PRO-SHOT 1. Sword 2. In The Skin 3. King Will Come 4. Standing In The Rain 5. Blowin' Free 6. Hard Times Andy Powell - Guitar & Vocals Ted Turner - Guitar & Vocals Martin Turner - Bass & Vocals Ray Weston - Drums PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.33min.