1980年「Drama」に伴うUSツアーより、ロス・アンゼルス2デイズの初日、10月3日のライヴを1時間54分に渡って高音質オーディエンス録音で完全収録。あのマイク・ミラードが録音したのでは?と言われている極上音源です。太く、安定した高品質な音像は、たしかにミラード音源と思って聴いても全く違和感はありません。音の鮮度も素晴らしく、スケール感もバッチリです。脱退したジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンの代わりに元バグルスのトレーヴァー・ホーン、ジェフ・ダウンズを参加させ、創り上げた「ドラマ」に伴う大規模な北米ツアーの中盤の音源であり、連夜のパフォーマンスで強固になったアンサンブルプレイで大観衆を大いに魅了する80年イエスのライヴの模様をリアルかつクリアーなサウンドでたっぷりと楽しむことができます。序盤からハードナンバーを畳みかけ、聴衆を圧倒する様は、凄まじいインパクトに満ちています。音の中核を成しているのはやはりハウ、クリス、アランの古参メンバーで、タイトで力強さに溢れた充実のプレイを聴かせてくれます。この布陣でのイエス・クラシックも聴きごたえ満点ですが、何と言っても、おそらく、今後は演奏されることはないだろう、まさにこの時だけの Does It Really Happen?、Into The Lens、Go Through This、Man In A White Car Suite、We Can Fly From Hereと言ったナンバーはその全てが聴きどころです。10分に及ぶドラマチックなAnd You And I終演後、トレヴァーは「It’s Friday Night Los Angeles」と語りかけ、そこからドラマ・ナンバーを連発する様子はまさに聴きどころであり、音の良さもあって、その刺激的なパフォーマンスに、ファンは一時も耳を離せないことでしょう。本来ならプレスCDが相応しいとさえも思える「ドラマ」ツアーからの新たな決定版音源タイトル。これは久々に最高のイエス・ライヴ盤です。 Disc 1(65:12) 1. Young Person’s Guide To The Orchestra 2. Does It Really Happen? 3. Yours Is No Disgrace 4. Into The Lens 5. Clap 6. And You And I 7. Go Through This 8. Man In A White Car Suite 9. We Can Fly From Here Disc 2(48:33) 1. Tempus Fugit 2. Amazing Grace 3. Whitefish 4. Machine Messiah 5. Starship Trooper 6. Roundabout Trevor Horn – Vocals Steve Howe – Guitars, Vocal Chris Squire – Bass, Vocal Alan White – Drums, Percussion Geoff Downes, Keyboards & Vocal