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Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/California,USA 1975

1975年のロングビーチ・アリーナ。これもまたZEPライブ音源における永遠のスタンダードと言えるでしょう。特に初日である3月11日(今の我々にとって日付がちょっとアレですが…)はマイク・ミラードによるウルトラ・クオリティなオーディエンス録音によって決定的な存在となったものです。当店でも十年以上前に「CARLIFONIA GRAFFITI」というタイトルをリリースし、登場評判を呼びました。ところが約五年前にEmpress Valleyによってこの日のサウンドボード録音「LONG BEACH CALIFORNICATION」という革命的なアイテムが登場し、さすがのミラード名録音も価値が半減してしまいました。やはりサウンドボードの前では極上音質オーディエンス録音も形無しか…。そうしたミラードによるZEPライブ名音源の数々を最良のロージェネレーション・バージョンにて公開してくれていたのがJEMS。77年ツアーもJEMSのバージョンを元にしていましたが、今度は75年ロングビーチに公演のロージェネレーション・バージョンを公開してくれたのです。確かに3月11日は今やサウンドボードが存在、12日にはライブ終盤のみの録音という状況でした。ところが、です。そんなサウンドボードが現れてしまった今もなお、これら二日間におけるミラードの仕事ぶりには感心させられるばかり。それどころか、彼が遺してくれた数多くのリアル・オーディエンス録音の中でも、これら二日間こそミラードの最高傑作ではないか?今回のJEMSファーストジェネレーション・バージョンを前に当店スタッフが感じた思いは異口同音にそのウルトラ・クオリティに圧倒されたのです。 いわゆる「オンな音像」というのはミラードのオーディエンス録音において当たり前の録音基準となっています。ところがこの二日間の録音に関して言えるのは、音圧の魅力だけではなく、まるで昨日録音してきたかのような鮮度の高さが他のミラード音源と比べても群を抜いているのです。艶と肉欲的ですらある厚み…それはサウンドボードが発掘された今もなお、輝きを失っていません。むしろ近年、サウンドボードばかりを聴かれていたとしたら、ロングビーチ録音のミラード・クオリティが「ここまで別格クオリティの録音だったのか?」と驚きを禁じ得ないことでしょう。(同じようにサウンドボードがすっかり浸透した2月12日のMSG公演に関しても、オーディエンス録音のクオリティは素晴らしいものがあります…見過ごされていませんか?当店の「FOUR BLOCKS IN THE SNOW」で聴かれます)。アナログの時代に遡ると、ZEPの75年アメリカ・ツアーは音質的に「これぞ!」というアイテムに恵まれませんでした。そんな状況が変わるのは80年代に入ってからのことで、先に挙げた2月のMSG公演が「IN CONCERT」LPとしてリリースされたことで風穴を開けてくれています。さらに80年代後半になって登場したのがロングビーチ初日を収録した「HOW MANY MORE TIMES」。これはピッチの狂いが激しかったにもかかわらず、あまりの音質の良さから75年の良質音源を待ち望んでいたマニアから賞賛を浴びました。しかし歴史的な観点からすれば、このLPが「LISTEN TO THIS, EDDIE」に続いてアイテムがリリースされた二つ目のミラード音源だったということにさらなる意義があったのです。何しろ抜群の音質を誇る音源ですので、それからも幾度となくアイテムがリリースされましたが、今回のファーストジェネレーション・バージョンはそれらを軽く一蹴してみせるほど素晴らしい状態であり、今回も当店はミラードZEP音源最良の永久保存版としてリリースいたします。 ZEPの演奏自体は極度に荒々しい3月12日の方がマニアの間で評価されていますが、残念なことにミラードはこの日、交通渋滞に巻き込まれてしまい、ようやく会場に着いた時にはライブが終盤を迎えるという状況でした。それでも録音された断片を聴くと、これがまた抜群の音質。名演の一つに数えられるロングビーチ二日目が全編この音質で聴かれたならば…叶わぬ夢を抱かずにはいられません。既にこの日は当店が「DEDICATED TO WHO GOT DIVORCED TODAY」で今回の録音を含むすべての音源を網羅していますが、そこに収録したバージョンと比べても今回のアッパー感は相当なもの。やはり艶や腰のある音質が見事な録音となっています。もし今回のリリースでライブ全体を聴いてみたくなられたとしたら、是非「DEDICATED TO~」をおすすめいたします。音質はミラード音源と比べて見劣りしますが、マニアの間では「この日からシアトルまでがピーク」と言わしめるほどの名演に圧倒されることでしょう。かといって初日が平凡なライブかといえば、それは違います。むしろ極寒のシカゴで風邪をひいてしまったプラントと指を怪我したペイジ、という手負いの状態から敢行されたツアーが調子を取り戻し、万全な状態へと息を整えられた名演がロングビーチの初日でしょう。特にプラントの声の状態は素晴らしいものがあり、全編において力強い歌が輝きを放ちます。これら二日間ではどちらでも「The Crunge」がプラントのボーカル入りでほぼフルに演奏されたことでも知られています。ところが演奏の方は72年のツアーで毎晩のように「Dazed And Confused」にインストで組み込んでいた頃が嘘のようにふらついています。そんな危うい演奏を支えてみせたのが他ならぬプラントであり、特にこの展開に関しては初日の方が良い出来を示しています。そして75年ならではの腰が据わったファンキー・グルーブを見事な状態で捉えてみせたのがミラードの録音。 Civic Arena, Long Beach, CA. USA 11th & 12th March 1975 Mike Millard Unmarked 1st Gen Cassettes Transfer Live at Civic Arena, Long Beach, CA. USA 11th March 1975 Disc 1 (55:35) 1. Intro 2. Rock And Roll 3. Sick Again 4. Over The Hills And Far Away 5. In My Time Of Dying 6. The Song Remains The Same 7. The Rain Song 8. Kashmir Disc 2 (52:47) 1. No Quarter 2. Trampled Underfoot 3. Moby Dick Disc 3 (54:47) 1. Dazed And Confused 2. Stairway To Heaven 3. Whole Lotta Love/The Crunge 4. Black Dog Live at Civic Arena, Long Beach, CA. USA 12th March 1975 Disc 4(33:58) 1. Stairway To Heaven 2. Whole Lotta Love/The Crunge 3. Black Dog 4. Heartbreaker

Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/California,USA 1975

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