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Yngwie Malmsteen インヴェイ・マルムスティーン/Aichi,Japan 1998 DAT Master

凛として厳格な名作『FACING THE ANIMAL』を引っさげて日本に戻ってきた1998年のイングヴェイ・マルムスティーン。その現場を極上体験できる新発掘録音が全世界初公開。オリジナルDATマスターの輝くサウンド2CDで登場です。“INSPIRATION Tour”・“FACING THE ANIMAL Tour”のオリジナル録音が4作も初登場しますが、本作は後者の最高傑作。「隠れた最高実力者」とも囁かれる達人シンガー:マッツ・レヴィンを従えた「1998年4月17日:愛知厚生年金会館」の超絶級オーディエンス録音です。マッツ時代と言えば、公式ライヴアルバム『LIVE!!』が有名でもありますので、まずはツアー全体像から互いの位置関係を整理してみましょう。1997年・6月7日:アビレス公演《6月14日ー16日『新世紀(オケ)』録音》・8月7日:サンパウロ公演《9月3日『FACING THE ANIMAL』発売》《9月15日ー21日『新世紀(ギター)』録音》1998年・3月27日+29日:北米(2公演)《4月5日:コージー・パウエル死去》・4月5日ー24日:日本(14公演) ←★ココ★・5月1日ー7日:南米(6公演) ←※公式LIVE!!・5月16日ー6月14日:欧州(12公演)・7月10日:アッパーダービー公演 これが1997年/1998年のイングヴェイ。当時はオーケストラとの共演プロジェクト『新世紀』への期待が高まっていたわけですが、その製作の合間を縫うようにして『FACING THE ANIMAL』も発表。コージー・パウエルの参加に加え、威厳のある曲想やヒロイックなマッツの歌声も素晴らしく、いかに当時のイングヴェイが才気走っていたかを物語る名作でした。コージーはツアーには不参加だったわけですが、日本公演は奇しくもそのコージーの命日に始まるという悲運。本作の名古屋公演はその9公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを真空パックした本作は、まさに「超」つきの極上録音。独自ルートでもたらされた初登場マスターなのですが、もうとんでもない。芯は極太だわ、距離感はまったくないわ、ディテールは超鮮明だわ……。熱狂があまりにもリアル(右側の客がちょっとウザい)なだけにサウンドボードと間違えたりはしませんが、演奏音もヴォーカルも完全オフィシャル級………と言いますか、エフェクトでエコー感を出している公式盤『LIVE!!』の方が音が遠いくらいです。それほどの極太ダイレクト・サウンドで描かれるのは、マッツのヒロイック・ヴォイスで彩られたネオクラシカル・メタルの桃源郷。本作のライバルは公式盤『LIVE!!』しかあり得ませんので、ここでセットも勝負させておきましょう。フェイシング・ジ・アニマル(5曲)・My Resurrection/Facing the Animal/Like An Angel (For April)/Braveheart/Alone In Paradise その他(10曲+α)・ライジング・フォース:Far Beyond the Sun/Black Star・トリロジー:Trilogy Suite Opus 5 (incl. Red House, Badinerie)/You Don't Remember, I'll Never Forget(★)・オデッセイ:Rising Force/Heaven Tonight(★)・セヴンス・サイン:Seventh Sign/Never Die・その他:I'll See The Light Tonight/Bedroom Eyes ※注:「★」印は硬式ライヴアルバム『LIVE!!』で聴けない曲。……と、このようになっています。『LIVE!!』では「Gates of Babylon」「Pictures of Home」を演奏していましたが、日本ではそうしたカバー曲ではなく「You Don't Remember, I'll Never Forget」や「Heaven Tonight」といった名曲群を披露しているのです。もちろん、この方が断然イイ。何しろ、マッツの歌が素晴らしいのなんの。ハスキーな声質のせいか純ネオクラ派からのウケは今イチだったりしますが、誰の曲でも難なく歌いこなす歌唱力は歴代屈指。いや実際、ここまで完璧に歌いきったのはマーク・ボールズとマッツだけではないでしょうか。しかも、その歌いっぷりは凛としてパワフル。現在的に言うなら、まるでロニー・ロメロのようでもあります。「オペラティックなマーク・ボールズ」に対して「メタリックなマッツ・レヴィン」。ネオクラ感で言えばNo.1シンガーはマークなのでしょうが、ポップ曲までヒロイックに歌いこなす万能感ではマッツこそがNo.1でしょう。本作、そんな陰の実力者によって染め変えられた名曲群をオフィシャル級サウンドで楽しめてしまう脅威の新発掘ライヴアルバムです。私たちに日本人にとって特別な想い出でもありますが、それ以上に世界に誇れる日本発の傑作アルバム。「1998年4月17日:愛知厚生年金会館」の超極上オーディエンス録音。独自ルートでもたらされた初登場マスターで、芯は極太だわ、距離感はまったくないわ、ディテールは超鮮明だわ……。エフェクトでエコー感を出している公式盤『LIVE!!』よりも音が近いくらいの超ダイレクト録音です。その『LIVE!!』でも聴けない「You Don't Remember, I'll Never Forget」や「Heaven Tonight」もマッツ・レヴィンが見事に歌いこなす。世界に誇れる日本発の新発掘アルバムです。 Live at Aichi Koseinenkin Kaikan, Nagoya, Japan 17th April 1998 ULTIMATE SOUND(from Original Masters)★完全初登場ソース。 Disc 1 (60:27) 1. Intro 2. My Resurrection 3. Facing the Animal 4. Rising Force 5. Bedroom Eyes 6. Far Beyond the Sun 7. Like an Angel (For April) 8. Braveheart 9. Band Introductions 10. Seventh Sign Disc 2 (64:11) 1. Trilogy Suite Op: 5 2. Guitar Solo 3. Red House 4. Badinerie / Guitar Solo 5. Alone in Paradise 6. Keyboard Solo 7. You Don't Remember, I'll Never Forget 8. Never Die 9. Acoustic Guitar Solo 10. Black Star 11. Heaven Tonight 12. I'll See the Light Tonight Yngwie Malmsteen - guitars, vocals Mats Leven - vocals Mats Olausson - keyboards, backing vocals Barry Dunaway - bass Jonas Ostman - drums

Yngwie Malmsteen インヴェイ・マルムスティーン/Aichi,Japan 1998 DAT Master

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