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Yngwie Malmsteen インヴェイ・マルムスティーン/Osaka,Japan 8.21.1998 DAT Master

凛として厳格な名作『FACING THE ANIMAL』を引っさげて日本に戻ってきた1998年のイングヴェイ・マルムスティーン。その現場を極上体験できる新発掘録音が全世界初公開。最高傑作『NAGOYA 1998 DAT MASTER』の姉妹作となる傑作が同時リリース決定です。“INSPIRATION Tour”・“FACING THE ANIMAL Tour”のオリジナル録音が4作も初登場しますが、本作は後者。マッツ・レヴィンを従えた「1998年4月21日:大阪厚生年金会館」の極上オーディエンス録音です。当時のワールド・ツアー全景は同時リリースとなる『NAGOYA 1998 DAT MASTER』の解説に譲るとして、ここではジャパン・ツアーにフォーカスして両作のポジションを確認しておきましょう。・4月5日:渋谷公会堂・4月6日+7日:赤坂BLITZ・4月9日:神奈川県民ホール・4月10日:NHKホール・4月12日:川口総合文化センター・4月13日:宮城県民会館・4月15日:Zepp Sapporo・4月17日『NAGOYA 1998 DAT MASTER』・4月18日:倉敷市民会館・4月20日:大阪厚生年金会館・4月21日:大阪厚生年金会館 ←★本作★・4月22日:梅田HEAT BEAT・4月24日:福岡市民会館 以上、全14公演。とっくの昔にバブルが弾けていたのに、並べただけで壮観なビッグ・ツアー。この公演数は歴代2位(ちなみに1位は“MAGNUM OPUS Tour”の17公演)でして、北は札幌から南は福岡まで、約1ヶ月をかけて列島を縦断。いかに当時のイングヴェイ人気が凄まじかったのかが分かります。そんな中で本作の大阪公演は終盤の12公演目。『NAGOYA 1998』の4日後にあたるコンサートでした。そんなショウを真空パックした本作は、これまた素晴らしい大傑作。さすがに『NAGOYA 1998』には一歩及びませんが、それは新名盤が異常なだけ。本作もクリアな空気感のド真ん中を力強い芯が真っ直ぐに貫き、それに伴ってディテールも超鮮明。もちろん、ヘッドフォンで聴けばホール鳴りも感じるので『NAGOYA 1998』の異様なタイト感はありませんが、それがかえって美しさやダイナミズムを強化している。「サウンドボード代わり」を追及するなら『NAGOYA 1998』に軍配がありますが、「オーディエンスならではの美しさ」ではむしろ本作の方が勝っているくらいです。そんな輝きのオーディエンス・サウンドで描かれるのは、マッツの歌声によって雄々しく響くネオクラシカルなフルショウ。ここでも『LIVE!!』と比較しながらセットを整理しておきましょう。フェイシング・ジ・アニマル(5曲)・Braveheart/Facing the Animal/Like An Angel (For April)/My Resurrection/Alone In Paradise その他(10曲+α)・ライジング・フォース:Far Beyond the Sun/Black Star・トリロジー:Trilogy Suite Opus 5 (incl. Manic Depression:★, Badinerie)/You Don't Remember, I'll Never Forget(★)・オデッセイ:Rising Force/Heaven Tonight(★)・セヴンス・サイン:Seventh Sign/Never Di・その他:I'll See The Light Tonight/Bedroom Eyes ※注:「★」印は硬式ライヴアルバム『LIVE!!』で聴けない曲。……と、このようになっています。基本的に『NAGOYA 1998』に準じており、『LIVE!!』では聴けないマッツ・バージョンの「You Don't Remember, I'll Never Forget」「Heaven Tonight」も楽しめます。そんな中で『NAGOYA 1998』で異なるのはショウ中盤。ギター・ソロの合間にジミ・ヘンドリックスのカバーを披露するわけですが、『NAGOYA 1998』や『LIVE!!』では「Red House」でしたが、本作では「Manic Depression」が選ばれています。まぁ「Manic Depression」も定番ですし、イングヴェイが歌うので特別感はあまりない。やはり注目なのはマッツの歌声で染め変えられた名曲群でしょう。ハスキーな声質は歴代で言うとジェフ・スコット・ソートやジョー・リン・ターナーに近いかも知れませんが、マッツはソウルフルでもポップでもない。高らかに歌い上げても独特の気泡感や漢らしさが失われず、伸びやかでありつつあくまで骨太。イングヴェイ屈指のポップ・ナンバー「Heaven Tonight」を歌っても雄々しいのですから大したものです。今から思えば、1996年から2001年はマーク・ボールズが準レギュラーという贅沢な時代でした。もちろんマークが素晴らしいのは言うまでもありませんが、こうして同時発掘されてみるとマッツもまったく負けていないから驚く。どんな曲も難なく歌いきり、しかもヒロイックに染め変えていたマッツ。彼との唯一の来日公演を極上体験できる絶世の美姉妹作。「1998年4月21日:大阪厚生年金会館」の極上オーディエンス録音。名盤『NAGOYA 1998 DAT MASTER』の姉妹作で、クリアな空気感のド真ん中を力強い芯が真っ直ぐに貫き、それに伴ってディテールも超鮮明。ほんのりとしたホール鳴りも美しい艶やダイナミズムを強化している。公式盤『LIVE!!』では聴けないマッツ・バージョンの「You Don't Remember, I'll Never Forget」「Heaven Tonight」も楽しめる、もう1つの大傑作です。Live at Koseinenkin Kaikan, Osaka, Japan 21st April 1998 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc:1 (59:35) 1. Intro 2. Braveheart 3. Facing the Animal 4. Rising Force 5. Bedroom Eyes 6. Far Beyond the Sun 7. Like an Angel (For April) 8. My Resurrection 9. Band Introductions 10. Seventh Sign Disc:2 (60:26) 1. Trilogy Suite Op: 5 2. Guitar Solo 3. Manic Depression 4. Badinerie / Guitar Solo 5. Alone in Paradise 6. Keyboard Solo 7. You Don't Remember, I'll Never Forget 8. Never Die 9. Acoustic Guitar Solo 10. Black Star 11. Heaven Tonight 12. I'll See the Light Tonight Yngwie Malmsteen - guitars, vocals Mats Leven - vocals Mats Olausson - keyboards, backing vocals Barry Dunaway - bass Jonas Ostman - drums

Yngwie Malmsteen インヴェイ・マルムスティーン/Osaka,Japan 8.21.1998 DAT Master

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