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Jeff Beck ジェフ・ベック/Osaka,Japan 5.30.1999 Complete

10年という長大なブランクを越え、日本に戻ってきた1999年のジェフ・ベック。その現場を伝えるオリジナル録音が登場です。そんな本作に刻まれているのは「1999年5月30日大阪フェスティバルホール公演」。その美麗オーディエンス録音です。1999年の大阪と言えば、名盤『ZEPP OSAKA 1999』が定番に君臨していますが、もちろん本作は別公演。その辺を把握するためにも、まずは10年ぶりの来日日程でコレクションを整理してみましょう。・5月23日:東京ベイNKホール*5月25日『BLAST FROM THE EAST(神奈川県民ホール)』*5月26日『NAGOYA 1999 DAT MASTER』・5月28日:福岡市民会館*5月29日『ZEPP OSAKA 1999』*5月30日:大阪フェスティバルホール ←★本作★・5月31日:東京国際フォーラム*6月2日『DEFINITIVE TOKYO 1999(国際フォーラム)』&TV放送*6月3日『TOKYO 1999 FINAL NIGHT(国際フォーラム)』※注:「*」印は当店コレクションで楽しめる日(各公演とも代表作のみ)。以上、全9公演。『ZEPP OSAKA 1999』の翌日ですが会場は異なり、本作の現場は伝統の“フェスティバルホール”。1999年の象徴でもあるTV放送が撮影された東京国際フォラームの2つ前にあたるコンサートでした。そんなショウを真空パックした本作は、実のところ『ZEPP OSAKA 1999』の姉妹作でもある。会場が違うのでサウンドは異なりますが、録音家は同じ人物。90年代に録音を重ね、大阪随一とも囁かれた名手の作なのです。実際、本作のサウンドはクリアにして美麗。サウンドボードと間違えるタイプでもないのですが、空気感が透き通っていてディテールまでくっきりハッキリとしている。このツアーはジェフが初めて日本語MCを執った事でも話題になりましたが、本作はその「アリガト、バイバイ!」も鮮やかに聴き取れるのです。しかも、その鳴りがとんでもなく美味。何しろ、現場となった“フェスティバルホール”は音響の良さで知られ、「神が作ったホール」との絶賛を集める名会場。その鳴りを活かした録音は無骨な芯に絶妙な艶と厚みが宿り、聴きやすさとダイナミズムが理想的に両立している。「いかにサウンドボードらしく録るか」ではなく、「いかに客録(と会場)の旨みを活かすか」の視点で精緻を極めた録音なのです。そんな美のサウンドで画かれるのは、10年ぶりに帰ってきたジェフの大熱演。セットは『ZEPP OSAKA 1999』と同一ですが、有名な東京公演の象徴プロショットとは異なる。最後に、そのTV放送プロショットと比較しながら整理しておきましょう。フー・エルス!(9曲)・What Mama Said/Psycho Sam/Brush With The Blues/Blast From The East/Declan/THX 138/Space For The Papa/Angel (Footsteps)/Even Oddsその他(10曲)・ゼア・アンド・バック:Star Cycle/The Pump/You Never Know・ギター・ショップ:Savoy/Where Were You(★)/Big Block・その他:A Day In The Life/Led Boots(★)/'Cause We've Ended As Lovers/Blue Wind ※注:「★」印は東京公演の大定番プロショットでは聴けない曲。……と、このようになっています。実のところ「ツアー最高の名演」との定評があるのは前作『ZEPP OSAKA 1999』だったりもするのですが、翌日である本作も勢いは持続。しかも、この日は尻上がりに調子を上げていった事でも知られている。本作はその評判を音で証明する証拠品でもあり、後半だけなら名作『ZEPP OSAKA 1999』さえ凌駕しかねない。「Space for the Papa」のイントロで間違って別曲のテープが流れたり、「Blue Wind」では途中で弦を切るなど完全無欠とはいかなかったのですが、演奏のテンションは高く、最終盤「Where Were You」「Big Block」まで途切れぬ熱演が楽しめるのです。前作『ZEPP OSAKA 1999』で証明された名手の辣腕がギラリと光るオリジナル録音です。前作がクラブ規模の密室感だとすれば、本作は「神の作ったホール」の鳴りを活かした美音。共に日本が誇る名作ライヴアルバムでありつつ、個性が違うサウンドでフルショウを楽しめる絶世の美姉妹作。「1999年5月30日大阪フェスティバルホール公演」の美麗オーディエンス録音。ツアー最高傑作『ZEPP OSAKA 1999』と同録音家による姉妹作で、そのサウンドはクリアにして美麗。「神が作った」とまで言われるフェスティバルホールの鳴りが美しく、ギターにも絶妙な艶と厚みが宿り、聴きやすさとダイナミズムが理想的に両立している。「オーディエンスならではの美」を極めたような端麗のライヴアルバムです。Live at Festival Hall, Osaka, Japan 30th May 1999 ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Disc 1 (48:45) 1. What Mama Said 2. Psycho Sam 3. Brush With the Blues 4. Star Cycle 5. Savoy 6. Blast From the East 7. A Day in the Life 8. Declan 9. Thx138 10. The Pump Disc 2 (57:43) 1. Led Boots 2. Drum Solo 3. Cause We've Ended as Lovers 4. Space for the Papa 5. Angel (Footsteps) 6. Even Odds 7. You Never Know 8. Blue Wind 9. Where Were You 10. Big Block Jeff Beck - Guitar Jennifer Batten - Guitar & Guitar-Synthesizer Randy Hope-Taylor - Bass Steve Alexander - Drums

Jeff Beck ジェフ・ベック/Osaka,Japan 5.30.1999 Complete

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