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Scorpions スコーピオンズ/CA,USA 2004 Complete

長い長い実験の旅を終え、『UNBREAKABLE』で正調ハードロックの世界へと帰還した2004年のSCORPIONS。その現場を極上体験できるオリジナル・マスターが2種同時リリース決定です。本作は同時リリースの第二弾。「2004年11月26日ロサンゼルス公演」の超絶級オーディエンス録音です。同時リリースとなる『ARROW ROCK FESTIVAL 2004』の解説でも触れましたが、”UNBREAKABLE Tour”は2つの公式作『ONE NIGHT IN VIENNA』『LIVE AT WACKEN OPEN AIR』にも残され『ATHENS 2005』『UNBREAKABLE GODS』といった傑作でレポートしてきました。まずは、そうしたコレクションを交えながらワールド・ツアー全体像を俯瞰してみましょう。2004年《3月3日『UNBREAKABLE』発売》・4月17日ー9月4日:欧州#1(24公演)←※公式ONE NIGHT IN VIENNA・9月10日ー10月10日:アジア/欧州#2(15公演)・10月21日ー12月10日:北米#1(34公演) ←★ココ★●2005年・3月16日ー7月28日:欧州#3(26公演)←※ATHENS 2005他・7月30日+31日:北米#2(2公演)・8月29日ー10月22日:欧州#4/中南米(11公演)・11月10日+17日:中東(2公演)2006年・5月19日ー7月8日:欧州#5/北米#3(11公演)・7月13日ー9月9日:欧州(13公演)←※公式LIVE AT WACKEN OPEN AIR これが2004年ー2006年のSCORPIONS。世界中をくまなく巡っていたわけですが、本作のロサンゼルス公演は、その中でもメイン・レッグであった「北米#1」。その26公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを真空パックした本作は、当時「オフィシャル超え!」と話題になった超名録音。当店の独自ルートで発掘されたDATマスターなのですが、猛烈にオンでダイレクト。しかしまあ、「オフィシャル超え!」と騒がれたのは公式『ONE NIGHT IN VIENNA』がリリースされる前の話。今となってはさすがに言いすぎ……と思いつつ、念のために交互に再生してみると過言じゃない!? 音色的にはオーディエンスらしさもあるものの、ド直球な芯の力強さも細やかなディテールも鮮やかなセパレート感も決して負けていない。さらに言いますと、ラウドネスウォー真っ盛りにリリースされた『ONE NIGHT IN VIENNA』はピークもパッツンパッツンに詰まったノリ弁サウンドでした(スタジオ作『UNBREAKABLE』もそうでしたね)が、本作はあくまでもナチュラル。聴きやすさまで加味するなら「オフィシャル超え」もあながち否定できないのです。そんな超極上&ナチュラル・サウンドで画かれるのは、2つの公式作『ONE NIGHT IN VIENNA』とも似て非なるフルショウ。そこでも聴けないレパートリーも披露されていますので、比較しながら整理してみましょう。反撃の蠍団(4曲)・New Generation/Love 'Em Or Leave 'Em/Deep And Dark/Blood Too Hot(*)クラシックス(11曲)・禁断の刺青:Bad Boys Running Wild/Big City Nights/Still Loving You/Rock You Like A Hurricane・その他:Coast To Coast/Loving You Sunday Morning(★)/The Zoo/No One Like You(★)/Blackout/Wind Of Change/Tease Me Please Me(★)※注:「★」印は公式映像『ONE NIGHT IN VIENNA』で聴けない買った曲。「*」印はこのツアーだけの限定曲。……と、このようになっています。同時リリースの『ARROW ROCK FESTIVAL 2004』も同じ“UNBREAKABLE Tour”ですが、「Loving You Sunday Morning」「No One Like You」「Wind Of Change」辺りはそこでも聴けなかったレパートリー。『ARROW ROCK FESTIVAL 2004』はフェスの対バンを圧倒したかったのかアップ主体のパワー押しなショウでしたが、本作はミッドもバラードも硬軟自在。バラエティ豊かにSCORPIONS本来の魅力をたっぷりと味わわせてくれるのです。当時、マニアを驚かせ「ツアー代表作になる」と断言された名録音。一時は公式映像の存在感に掻き消されて忘れられましたが、ラウドネス・ウォー(音圧戦争)も乗り越えた現代だからこそ再び注目して頂きたいライヴアルバムなのです。SCORPIONS流ハードロックの真髄が甦った現場を、公式級のオーディエンス・サウンドでフル体験できる銘品。「2004年11月26日ロサンゼルス公演」の超絶級オーディエンス録音。独自ルートで発掘されたDATマスターで、当時「オフィシャル超え!」と話題になった超名録音です。実際、芯の力強さや細やかなディテール、鮮やかなセパレート感など公式『ONE NIGHT IN VIENNA』にも負けず、ナチュラル感では上回っているほど。『ONE NIGHT IN VIENNA』で聞けないレパートリーも美味しいフルショウを極上サウンドで現場体験できます。Live at Universal Amphitheatre, Los Angeles, USA 26th November 2004 ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Disc 1(43:35) 1. New Generation 2. Love 'Em Or Leave 'Em 3. Bad Boys Running Wild 4. The Zoo 5. Deep And Dark 6. Coast To Coast 7. Loving You Sunday Morning 8. Wind Of Change 9. No One Like You Disc 2(45:24) 1. Tease Me Please Me 2. Kottak Attack 3. Blackout 4. Blood Too Hot 5. Six String Sting 6. Big City Nights 7. Still Loving You 8. Rock You Like Hurricane Klaus Meine - Vocals Rudolf Schenker - Guitars Matthias Jabs - Guitars Pawel Maciwoda - Bass James Kottak - Drums

Scorpions スコーピオンズ/CA,USA 2004 Complete

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